エネルギー増大ココナッツ緑茶

文字サイズ:
ココナッツ 緑茶

私の長寿キッチンからのレシピ

お茶は自分で準備できる最も簡単な飲み物で、最も健康的なものでもあります。お茶のすばらしい点は誰にもおいしく飲めるほど種類が豊富なことと、さらに材料を加えて味を増したり栄養価を高めることができることです。しかし市販のお茶の中では緑茶が最もよいです。

以下にご紹介する私の長寿キッチンからの緑茶レシピはとてもいい午後のおやつになり、意気高揚につながります。また、運動前の一杯としても利用してジムでばっちり鍛えられるようになります。

エネルギー増大ココナッツ緑茶

材料

  • 熱い有機の緑茶1回分
  • ココナッツオイル大さじ1~2
  • 草で育てたバニラホェイプロテインの粉
  • シナモンをたっぷり振り掛ける
  • オプションでは、中鎖トリグリセリド(MCT)オイル、大さじ1

手順

  1. ミキサーで熱い緑茶とココナッツオイルを混ぜる。
  2. 注意して混合液を指で触り温度を試す。熱すぎて触れない場合は少々冷ましてからホェイプロテインの粉を入れる(栄養素を壊さないため)。
  3. 楽に触れるほどの温度になったらプロテインの粉とシナモンを加える。再度ミキサーで混ぜる。さあ、召し上がれ!

注記: ホェイプロテインの粉はブランドごとに栄養成分や甘さがとても異なります。初めは大さじ2を加えるだけにして、好みの味に調整しましょう。

緑茶は強力な抗酸化物質がとても豊富

緑茶には高濃度のポリフェノールが含まれ、これはビタミンCやEの100倍くらい強い抗酸化力があります。多くの研究はこのスーパーフードに関して行われてきましたが、研究結果は以下の異常に対して効能があることを示しています:

  • 心臓血管の健康 — 日常緑茶を飲むと有害なコレステロール(LDL)が減り、善玉コレステロール(HDL)が増える。
  • 体重管理 — 緑茶に含まれるカテキンが代謝を盛んにし、体脂肪の燃焼を促すので減量によい。
  • がん — いくつもの研究が緑茶はすい臓がんや乳がん、食道がん、直腸結腸がん、卵巣がん、皮膚がん、胃がんリスクを下げることを示しています。
  • 糖尿病 2013年のある研究は緑茶が2型糖尿病の症状に対してよい効果があることを示しています。
  • 脳機能 — 緑茶は加齢に伴い認知力を改善します。2010年のある研究ではポリフェノールがマウスの脳内ベータアミロイドのプラーク形成を抑止することが発見されました。

ココナッツオイルが健康的脂肪を加え、お茶を「エネルギー増大」ドリンクに変える

ココナッツオイルに含まれる中鎖脂肪酸(MCFA)は体重増加につながらないので、きれいで健康的なエネルギー源です。この種の脂肪は直ちに吸収され、肝臓ですぐ燃料に変換されるからです。その他にも良いことは — MCFAは脂溶性ビタミンの吸収性もよくします。私は以下の理由を含め、前記のメリットがあるので可能な限りココナッツオイルを利用しています:

  • 免疫系の強化 — ココナッツオイルに含まれるさまざまな脂肪酸や脂質は免疫系を強化する。酵母やウィルス、細菌など有害な微生物を殺すことがわかっています。
  • 心臓の健康 — 緑茶と同様でココナッツオイルも悪玉コレステロール(LDL)を減らし、善玉コレステロール(HDL)を増やす。
  • 空腹を軽くする — ココナッツオイルのMCFAは満腹感を長時間継続させるので、全体的なカロリー摂取量が減る。ある研究ではMCFAを食べた被験者は高脂肪食者に比べ平均で256 kcal少なくカロリーを消費しました。

ホェイは筋肉修復を助ける重要なタンパク質を追加する

ホェイは牛乳から分離した高品質タンパク質です。基本的にはチーズ製造工程で牛乳に酵素を添加して凝乳を生み出すときに生じる副産物です。残りの液状の部分がホェイプロテインで、これを粉上に加工しています。

ホェイの主なメリットは摂取してから10~15分で筋肉にすぐ吸収されることです。さらに、筋肉の修復を加速するアミノ酸であるロイシンも含んでおり、フィットネスファンが好むサプリメントです。日常運動する人はホェイプロテインで普段のパフォーマンスがアップするでしょう。

しかし、ホェイやその他のタンパク質を多く含む食品は適度に食べるようご注意ください。過剰なタンパク質はラパマイシンの哺乳類標的(mTOR)という発がんに機能している信号経路にマイナスに作用します。ホェイプロテインを買うなら高品質製品を食べるように、草で育てた牛乳から作った製品のみ選びましょう。

シナモンがお茶の栄養価を高める栄養素を付加する

シナモンはシナモンの樹皮の裏側から取れる香辛料で、これを乾燥させると、周知の色や風味、香りが出ます。シナモンには次のような健康的メリットがあるさまざまな化合物を含むことが研究からわかっています:

  • 抗酸化性機能の増大 — シナモンはポリフェノールが豊富なので、体内からフリーラジカルを解消します。
  • 炎症応答の調節 — シナモンを食べるとさまざまなエッセンシャルオイル成分による適正な炎症応答を促します。
  • イヌリン感度の制御 — Journal of Diabetes of Science and Technologyに掲載された2010年のある研究によると、シナモンはインスリン抵抗性やメタボリックシンドローム、2型糖尿病のリスクを下げます。