Dr. Mercolaより
ドライスキンは張った感じがしたり、痒く、概して不快ですが、多くの症状の中で最も嫌われるのが美観を損なうことです。
かさかさしてぼろぼろの、剥がれたり、発赤したり、粗くなり、さらには細い皺の発生や亀裂まで、ドライスキンは夏に普段より皮膚を露出したい時期には特に、目も当てられない皮膚にしてしまいます。
ドライスキンや湿疹等の皮膚の異常があれば、体の中から問題を解決するのが最適な方策であることがきっとわかるはずです。
人がどれくらいオメガ3を必要としているかを見るには手を触るとわかります。赤ちゃんのお尻のように滑らかで柔らかいですか?そうでなかったり、他の部分の皮膚が乾いて、かさかさしたりひびがあれば、オメガ3脂肪が十分に取れていない証拠です。
オメガ3脂肪は皮膚の脂肪を正常にし細胞の脱水状態を防止します。 水分は皮膚細胞を保護し、皺などを減らします。
脂肪酸不足はいくつものかたちで現れますが、湿疹、皮膚の分厚いパッチ、踵のひび割れ等の皮膚の問題はよくあります。また、オメガ3脂肪は抗炎症効果があるので頭皮を含む炎症した皮膚を和らげ、明るく滑らかな肌色にするのを助けます。
オメガ3脂肪の欠乏は実際に米国では一般的です(アメリカ人の六番目に大きな死因と呼ばれてきました)。魚は動物由来オメガ3脂肪、EPA、DHAの最良の摂取源であり続けてきましたが、汚染度が高まるにつれ、この食品の宝庫である食品がヘルシーな脂肪の一次取得源としてますます有効でなくなってきました。
かつて私はオメガ3 脂肪と環境毒素に関して、最も食べるとよい魚と最悪の魚についてのヒントを共有したことがありますが、一般的なガイドラインは、魚が食物連鎖の底辺に近いほど、汚染物質の蓄積度が低いです。例をあげましょう:
しかし、ドライスキンの方ならオキアミ油等のオメガ-3 サプリメントにメリットがあると思われます。
皮膚がよく深い赤身を帯びて痒かったり、かさぶたのようなパッチや小さい凹凸ができ、引っ掻くと体液を出し、殻のようになる場合、ドライスキンなだけではなく、おそらく湿疹になっています。アトピー性皮膚炎(湿疹の一種)は単なる皮膚の異常ではなく、免疫系に異常がある症状であり、さらに、炎症成分やアレルギー成分があることを示しています。例えば以下のようなことが湿疹の人について見つかっています:
湿疹再発の原因になっている炎症を処置するためによくステロイド剤が推奨されていますが、上記のようにオメガ3脂肪は副作用が無く、このために効果があるようです。さらに、最新研究が、糖分を制限し、発酵食品や有益なプロバイオティク細菌で補うと、湿疹発生リスクが半減することを示しています。
腸内の善玉菌は実際に、免疫系が病原体と無害な抗原を区別し適切に応答できるようにすることでアレルギーを防止するのを補助することがわかっており、この点は、湿疹のためにとても有益であるとも考えられる一つの理由であるようです。
何をするにせよ、皮膚をさらに刺激するような化学物質成分を含むような人工のモイスチャライザーを塗るような過ちは決してしないようにしましょう。純粋なエミュオイル、私どもの有機ボディーバターなら化学物質の添加物がなく保湿できる代替剤です。湿疹再発を最小限に食い止める助けとなるその他の簡単なヒントを挙げます:
皮膚の外見について取り上げると、過度の日射、スモッグ、喫煙等の要因はよく責められますが、食生活も大きな原因です。以下の食品は皮膚にとって最悪で、これらを避けるのことが、皺を最小限にし、若々しい皮膚にしやすいです。
1. 砂糖、果糖、穀類 — これは恐らく皮膚の健康を増進するために一歩進める最も重要なステップです。数週間、食事から砂糖、果糖および穀物をすべて除けば、迅速な皮膚改善につながる大きな可能性があります。
その最大の理由は、糖分は病原菌や真菌、酵母の餌になり、最適な腸内フローラを阻害します。腸内フローラは健康な皮膚のための主な鍵の一つです。
果糖は特に、糖化進行の最終生成物(AGE)を生む極めて炎症促進性の物質です。この最終生成物は糖分がアミノ酸と反応すると発生する複雑な化合物群です。この略語(エイジ)は、酸化と並んで、病気や老化、実際に死に至らせるほど体内に損傷を起こす主要な分子メカニズムの一つなので、よく言い当てた用語です。
砂糖/果糖もインスリンとレプチン濃度を高め、これらの基幹的なホルモンの受容体の感度を鈍らせ、このことが皮膚を含む前進の早い老化の主な要因なのです。
2. 揚げ物、焼き物、火炎で焼いた食品 — 食材を高温で調理すると、ー 滅菌工程や無菌工程を含みますが ―、食材の中にAGEが増加します。AGEは経時的に体内で発生して酸化ストレス、炎症、さらに心臓病、糖尿病、腎臓病のリスク増大につながります。
生で食べたり、軽く調理するか、蒸したり茹でる等多くの水を使って調理する方法が、AGE の発生プロセスを削減することができます。
生物学的に利用可能な有機食品を中心とした私の栄養計画にある健康な食事をすることは、身体の自然な解毒を助けるとともに、肌が生き生きするのに必要な栄養素を供給するための第一の戦略です。すでにご説明した通り、これを念頭に置いて、一部の商品は美しくきれいで健康な皮膚を促進するため特に効果があります。
外から追加的な水分が必要なとき、スーパーマーケットや挙句は高級デパートで売られているパーソナルケア製品の大部分は健康に害がある有毒な成分を含むことを忘れないでください。
例えば、ある研究は、一般に使われる鉱油入り保湿クリームはマウスに局部的に塗ったところ腫瘍発生物質であることがわかりました。その意味は、こうしたクリームやローションは皮膚の腫瘍が発生する率を高めるほど危険なことです。その研究は普及している四種類のスキンローションをテストしました:
鉱油は実際に、自己免疫疾患といくつもの異なるがんを含む 23 種類以上の病気や健康の異常を起こすことがわかっており、無数の様々な名称(ベビーオイルを含む)で売られています。有害な化学物質に接触しないようにするための最も簡単な方法の一つは、すでにご自宅にあると思われる簡素な天然成分を使ってパーソナルケア製品を自分で作ることです。
卓越した二種類の純天然モイスチャライザーは、純粋エミュオイルと純粋ココナッツオイルです。両方とも顔とボディーの保湿とローションとして利用できます。ココナッツオイルは昔から皮膚の保湿用に利用されてきたほか、有益な脂肪であるラウリン酸が摂りやすいです。
食生活を変えたら、ドライスキンが無くなることに気が付くでしょう。治らなければ、甲状腺の検査を受けるか、さらに少々の補助が必要でしょう。次にあげる日常行える方法で、肌の過剰な破片を取り除き、その下にあるピカピカの肌を見せる助けとなるでしょう。
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