生物兵器専門家が新型コロナウィルスについて明かす

Fact Checked(事実確認)
新型コロナウィルス

早分かり -

  • 生物兵器の開発と使用に数十年来反対してきたフランシス ボイル博士は、COVID-19がコロナウィルスやSARSの研究用に武漢市に設置されたバイオセーフティーレベル4施設から漏れ出た武器化病原菌であると疑います
  • ボイルによるとCOVID-19ウィルスは一種のキメラです。キメラには、HIVの遺伝子材料とおそらくインフルエンザウィルスを使ってすで兵器化された一種のコロナウィルスであるSARSがあります。普通のウィルスよりはるかに遠くへ拡散できる機能特性を具備しています
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Dr. Mercolaより

周知の通り、湖北省武漢市から発生した新型コロナウィルス(当初は2019-nCOVと呼ばれ、のちに今のCOVID-19にWHOが命名)は世界に急速に蔓延しています。

最初の症例は2019年12月19日に武漢市で報告されました。症状には発熱、息切れ、重度の咳、肺炎があり、重篤な症例は腎臓障害や肝機能障害、腎不全にも至ります。

2020年1月21日、米国疾病管理予防センター(CDC)は武漢市を最近訪れていたワシントン州の患者が初の米国での症例であることを確認しました。その後、ワシントン州で2020年2月29日に初の米国での死亡症例が報告されました。

それから一週間も経たないうちに、CBS Newsは2020年3月5日、米国全国で死者数がワシントン州で10人、カリフォルニア州で1人の計11人に急増したと伝えました。それだけではなく、同日、「世界保健機関は世界各国の政府にこの勃発と闘うためにあらゆる手を尽くす」ように要請しました。増大する中では中国が「最悪のケースであるようだ」と、CBSが伝えていました。

2020年3月5日時点で、すべての報告に基づく限り、98,067件の新型コロナウィルスによる感染症例が報告され、全世界で88か国に蔓延し、このうち80,430件が中国です。www.worldometers.infoのサイトに確認済みの発症例と死亡例の概要が見やすく載っており、最新統計をここで確認できます。

COVID-19 — 兵器化コロナウィルス?

このインタビューの中で、フランシス ボイル(学歴はシカゴ大学学士、ハーバード大学法学博士、政治学博士)氏がこの新型コロナウィルスの発生源について、同氏の見方を話しています。

フランシス ボイル博士は、COVID-19もその一つであると同氏が疑う生物兵器の開発と使用に数十年来反対してきました。実際、ボイル氏は1972年の生物兵器会議で生物戦争法の制定を求めた人であり、同氏が法案を作成した生物兵器反テロリズム法は1989年に両院を満場一致で通過し、前ジョージ・ブッシュ(父親)大統領が署名し法律として制定されました。

2020年2月14日にこの記録を執筆中、中国で累計50,000人以上がこのウィルスに感染しました。感染したコウモリスープが出所ではないことは明らかです。

レーガン大統領時代の初期にまで遡るボイル氏の反生物戦のための業績 — 米国がDNAの遺伝子工学を応用して生物兵器を製造していた頃 — の結末として、ボイル氏はそれ以来「世界で発生した人間や動物ともに不思議な病気の勃発」を注意深く追跡することにしました。

「私の生物兵器反テロリズム法は通常の生物兵器だけではなく、同法案を作成中、正に揺籃期に突入したばかりであった生物兵器のためのDNA遺伝子工学にも対処できるように照準を絞って考案しました。

同法がDNA遺伝子工学を対象に含めるとしても、そのことを法律の名称によって明確にしたかった。さらに、合成生物学も対象にすることを明記しました」と、ボイル氏は言います。

「そこで、説明のつかない不思議な病気が勃発すると、私はしばらくの間監視し続け、通常は、衛生の悪さ、貧困、そうした性質の物事であるといった、普通の理由によって説明がつくという結論に至ります。しかし武漢のケースは私にはとても怪しく映りました。

武漢にはあのバイオセーフティーレベル4の施設があります。このラボは中国初の施設で、コロナウィルスとSARSに対処するため専用に設置されました。SARSは基本的にコロナウィルスの武器化仕様のウィルスです。

SARSがこの施設から漏出したことはすでにあったし、これらのBSL-4施設が設置された唯一の理由は実際、私の経験からして、攻撃的生物兵器の研究開発と試験、貯蔵です。

この理由から私は自分の意見を述べました:この武漢発コロナウィルスはあのBSL-4施設からおそらく11月中旬に漏出したようであり、中国政府はそれについて嘘をつき続け、隠ぺいしていました。」

多くの不明点が残る

COVID-19感染の初の症例は2019年12月1日に報告されました。まだ不明な潜伏期間次第で異なってきますが、11月中に最初の(あったと仮定して)感染があったのかもしれません。潜伏期間の公式見解は14日となっていますが、イギリスのある健康専門家は24日間であると考えており、北朝鮮の生物戦専門家は30日あると考えていると、ボイル氏は言います。

「武漢市と湖北省については事実上戒厳令下にあります。それ以外呼びようがありません。習近平主席や補佐役の声明を読む限り、ここでは戦争を戦っていることは明白であり、正にその通りです。自分たちの生物兵器と戦争しているわけです。

習近平主席はちょうど党の古参幹部にこの漏出の責任を取らせ解任し、代わりにこの事態に対処しうる信頼できる軍部を採用したほか、医療従事者を名乗る人民解放軍の兵士を多数投入しました。彼らは私には医療従事者には見えません。現時点ではこれが私の最善な状況判断です。」

COVID-19ウィルスがカナダのウィニペグにあるセキュリティの厳格なラボから盗み出されたかもしれないという噂について問われたボイル氏はこう答えています:

「それもありえるでしょう。私の考えでは中国ではすでにこの武漢のBSL-4施設でこのウィルスに関して作業を行っていたであろうということは明確に言っておきたいです。武漢ではそもそもコロナウィルスであるSARSに関わる生物兵器を開発していました。

ウィスコンシン大学のウィルス学者河岡義裕博士が明らかに兵器開発のために国防総省の委託でスペイン風邪のウィルスを生き返らせたこと、また、同氏はスペイン風邪ウィルスをあらゆるいまわしい生物戦の兵器に交配させるのが専門であることは私たちはよく把握しています。しかも、同氏が自分の開発した製品をウィニペグへ出荷した記録が存在します。

カナダのウィニペグとは米国のデトリック基地に匹敵する所です。そこにはBSL-4施設があり、当然、既知のあらゆるいまわしい生物兵器の研究開発、試験、製造、貯蔵をしています。従って、この技術の一部がウィニペグから盗み出された可能性はあります。私はそれが事実かは知りませんが、すでに言ったように、武漢のBSL-4は前からそもそも生物兵器に関して作業してきました。

そこではすでにSARSが開発されました。SARSは今回の事件以前に2、3回漏出したことがあり、そこでSARSの強化研究を行っていたようで、これがCOVID-19のようなのです。このウィルスは以前認識されていなかったような全く新世代の生物兵器です。

Lancetの推計では致死率が15%、あるイギリスの厚生当局の高官によるとさらに中国の統計でさえ17%から18%に及びます。感染力が83%です。つまり一人の感染者から3人から4人に感染しうるものです。

このウィルスは機能特性が強化されており、気中を少なくとも180cmから210cmは飛散でき、汚染された人糞からでも飛散し、人糞から180cmから210cmは飛散します。つまり、公的記録による限り、生物兵器史においてこうした前例はありませんでした。

次のことは明らかにしておきたいと思います:私は米国政府のために働いたことは一切ありません。私は機密事項取扱い許可を得たことはありません。いかなる機密情報にアクセス権があったことはありません。

単に公的記録や科学的記録を読み、自分の結論を推論しているだけで、今日お話ししたことはその範囲でのことです。私の言っていることの反証を示す正当な科学的根拠が示されれば、自分の考えを変えることもありえます。

当面、このウィルスは武漢BSL-4から漏出し、中国政府トップはそれについて把握しており、当初から12月末にWHOに通知するまで、隠し続けてきたのだという私なりの結論に基づいています。」

法律はあっても、生物戦の実験は行われている

ボイル氏が指摘する通り、武漢のラボが生物兵器にすぐ変わりうる危険な病原菌の研究開発を専門にしていることを考えると、ここがWHO指定研究ラボであることは奇妙に聞こえるでしょう。

しかし、ボイル氏によると、「WHOはかねてからこうした開発には躍起になっています。」米国疾病管理予防センターと薬品業界も兵器化されたウィルスのように見える多くの勃発に手を染めてきたようです。

「私は巨大製薬会社がこの種のことに手を染めてきた長年の歴史は振り返りません。ここには巨額の金銭が投下されてきました。私の考えでは、西アフリカエボラ熱の広域流行はおそらくシエラレオーネにある米国のBSL-4施設が出所であり、生きたエボラを含むいわゆるワクチンを試験するため現地の貧しい人々に与えていたのです」と、ボイル氏は言います。

「CDCについていえば、この機関は想像がつきそうなあらゆるBSL-4生物戦の死の科学に手を染めてきました。公的記録にある通り、レーガン政権中にCDCとアメリカ合衆国培養細胞系統保存機関(American Type Culture Collection)はイラクのサダム・フセインに兵器級の生物戦薬剤を40回出荷していました。サダムがこれらの薬剤を兵器化してイランに対して使用するとよいということを期待していたからです。

当然のことながら、イラン・イラク戦争が終結してしまったのが問題でしたから、米軍に命令が下され、サダム・フセインの生物戦施設を爆撃しましたが、このやり方は生物兵器の取り扱い方ではありません。

このため米軍兵士が汚染され、これこそガルフ戦争症候群の原因でした。このため約11,000人の米兵が死亡し、約100,000人が身体障碍者になりました。」

ボイル氏によると、米国政府は2011年9月11日から2015年10月まで生物戦プログラムに1000億ドルという巨額を支出しました。この額の規模がどんなものが見当がつくように取り上げると、原爆を開発したマンハッタン計画に支出された金額が$400億でした(ドルの価値一定と仮定)。ボイル氏はさらに、米国には生物戦業界に勤務する生命科学者が13,000人ほど存在すると推計します。

「明白な事実として、レーガン政権は生物兵器や民族特異性がある生物兵器の開発(PNAC報告書にこの点は表れている)に確信していたネオコン派の影響下で、生物兵器製造のためにDNA遺伝子工学の応用に取り組んでいました。

この事実が基で、私は1985年にワシントンD.C.において議会説明会で説明しました。これは自分が協力していた、MITやハーバード出身の世界先端の生命科学者が参加していた責任ある遺伝子研究委員会(Council for Responsible Genetics)からの依頼により行いました。

私はハーバード大学に7年いました。私はそこで3つの学位を取得し、その研究委員は皆知り合いでした。彼らの弁護士として立ち、この議会説明会を行うように依頼されました。私は警鐘を鳴らし、次に彼らがそれを実施するための法案を作成するように依頼したので、私は法案を作成しました …

はっきりさせておきたいことは、私は自分の意見として話しているのであり、彼らに代わってここにいるわけではありません。しかし私の本「Biological Warfare and Terrorism」をご覧になれば、ジョナサン・キング教授が緒言を書いておられます。つまり、私がこの分野について十分な知識を持っていないだろうと思われるなら、MITの先端分子生物学教授が私の言っていることを支持しています。」

COVID-19ウィルスを把握する

ボイル氏によると、COVID-19は以前の鳥インフルエンザウィルスのようなキメラの一つです。キメラには、HIVの遺伝子材料を使ってすで兵器化された一種のコロナウィルスであるSARSもあります。「そのことはインドの科学者らが公表した記事に書かれていました。その記事に写真が見えますが、政治的圧力が強すぎて、彼らはその論文を撤回しました。」

治療にHIV薬を使用することを検討している科学者が一部にいるのはこのためですと、ボイル氏は言います。COVID-19にもインフルエンザウィルスが混ぜられているようで、これに加えて普通より遠くへ飛散できるように設計した機能特性を加味しています。

生物兵器は開発されれば使用される

ボイル氏が説明する通りで、米国政府は1gに1兆個の胞子を組み合わせた超武器級ナノテクノロジー応用脾脱疽であるアメリトラックスを大量に貯蔵しており、これは開発された生物兵器の氷山の一角にすぎません。これに輪をかけて、こうした武器は過去そうであったように、結局は使用される運命にあると、ボイル氏は確信しています。同教授がこう言います:

「ジョンズ・ホプキンズ大学で昨年秋にコロナウィルスについての机上演習がありました。机上演習とは、戦争ゲームの婉曲語句です。同大学の机上演習による推定では6500万が死にました …

ジョンズ・ホプキンズ大学はこのナチ的生物兵器戦争の汚い作業に注力しています。同大学にはBSL-3レベルの施設があり … これはウェブサイトで誇らしく公表しています … ワクチン開発中であるとしてその存在を正当化しています。では彼らはいかにして行うのでしょうか?

同大学は世界中を見て回り、これは公的記録に属するもので、あなたにも想像がおそらくつくようなあらゆるタイプのいまわしい病気や真菌、ウィルス、細菌をあさり回っています。それをBSL-4ラボへ持ち帰り、米国国防総省がDARPAプログラムの一環としてで設置したDNA遺伝子工学と合成生物学を応用して攻撃的な生物薬剤を開発します …

ひとたびこの攻撃的薬剤が出来上がると、自分たちを保護するためのワクチンがないとこの薬剤はよくないので、次にワクチン開発に進みます。

つまり、生物兵器はまず攻撃的生物兵器薬剤、次に自分たちを守るためのワクチンという二つの要素から構成されるので、生物兵器を入手するためにワクチンを開発しています。この作業がこうしたあらゆるBSL-4施設や多くのBSL-3で行われています。

ジョンズ・ホプキンズにはBSL-3施設があり、両用研究を行っていることを認めています。両用とは次のことを意味します。最初に攻撃用の生物戦兵器を開発し、次にこの兵器を標的にするためのワクチンを開発します。」

実際に、ジョンズ・ホプキンズ大学は国立衛生研究所(NIH)、米国科学財団、国防総省を含む連邦機関の研究資金を最も多く受けています。また、同大学はビルメリンダ・ゲイツ財団からの研究寄付金を何百万ドルも受けています。2016年にジョンズ・ホプキンズ大学は研究プロジェクトに$20億を支出した、38年間連続して研究支出が最多の米国の大学です。