健康改善のために最適なガーデニングヒント

植物を持つ手

早分かり -

  • 自分の食物を自分で育てると、新鮮で汚染されていない産物が得られ、食費節約につながり、健康状態の感覚が高まり、うつリスクが減るといったようないくつものメリットがあります
  • ガーデニングは日光浴、新鮮で汚染されていない産物、土中の善玉菌との接触、肉体活動、人付き合い、ストレス解消、人生の意味、生活の満足などいくつかの健康的なライフスタイルの基準を満たしてくれます
  • 最も簡素で最も安価なガーデニング方法の一つは自分でもやしを育てることで、これは最も栄養素の密度が高い食品の一つでもあります
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Dr. Mercolaより

自分の食物を自分で育てると、新鮮で汚染されていない産物が得られ、食費節約につながり、健康で幸せな感覚が高まり、うつリスクが減るといったようないくつものメリットが得られます。

興味深い事実として、ガーデニングは100歳以上の間でもっとも普及しているホビーでもあり、このことはガーデニングのメリットが寿命も延ばすことを示していることを研究が証明しています。

研究によると農夫は農夫以外の者より慢性病リスクが1/3低く、糖尿病や心臓病で死ぬ確率が低いです。さらに研究によると、日常、規則的にガーデニングをする人はガーデニングをしない人より36%認知症リスクが低いこともわかっています。

世界中で100歳以上生きている人々の習慣、余暇について研究している長寿研究者ダン・ビュトナー氏によると、こういう人たちは皆が、強い社会的支持を得られる人のつながり、日々の運動習慣、植物系の食生活を含むいくつもの項目が共通しています、これにはガーデニングも含まれます。

ガーデニングの9種類の健康メリット

ガーデニングが以下のようないくつかのライフスタイル基準を満たすことを考えると、このことはあまり想像できないようなことではありません:

1. 日常の日光浴(ビタミンDの生産以外にメリットがある)

2. 新鮮な空気

3. 新鮮な汚染されていない食物

4. 健康的な体内フローラを支持する土中の善玉菌との接触

5. 肉体的活動

6. 社会的つきあい、ホビー仲間の楽しみ

7. ストレス解放、健康と幸せ感 — BBC Newsが以下の内容のことを伝えていました:

「最近のあるオランダの研究によると、 研究者らは参加者にストレスの多い作業をしてもらい、次に2つのグループに分けました。30分間、一つのグループは屋内で読み、一つのグループは屋外で園芸作業しました。

読んだグループは気分が「さらに落ち込んだ」と報告しましたが、後から園芸したグループはストレスホルモンであるコルチゾール濃度が下がっており、よい気分に「完全に回復した」とも感じていました… 加齢に効く万能薬はありませんが、科学研究からガーデニングは加齢に伴う生活の質をよくすることがわかってきました。」

本当に多くの園芸愛好家は楽しい幸福感と健康状態の感覚があり、ジョンズホプキンズのある研究によると、快活な気質だと心臓発作や突然心停止による死亡の確率が大きく減る可能性があります。

8. 人生の目的 — 世界で100歳以上人口比が最も高い沖縄県の100歳代(沖縄は100,000人のうち50人以上が100歳以上)を研究しているハワイ大学のブラッドリー・ウィルコクス博士が説明するように、「沖縄では、健康で年取る人は誰でも生きがい、つまり人生の存在理由が必要であるとよく言われる。ガーデニングは毎日起きるためのその何かを与えてくれる。」

9. 生活の満足感 — Gardeners World誌が行ったあるアンケートで、園芸愛好家の80 %は生活が「幸せ」で、満足していると答え、園芸しない人の67 %とは対照的なほか、庭で過ごす時間が長いほど、満足スコアが高くなっています。1週間に6時間以上庭の世話をする人の87 %は、庭で過ごす時間が少ない人より幸せ感が強い

ガーデニングは猫の額ほどの場所で可能

狭いアパート住まいでも、様々な方法で自分の食べ物を自分で育てられます。庭がある人なら至福に称えられていると思うべきで、もしそう思えないなら、アレックス・ミチェリ(Alex Mitchell)の著作「The Edible Balcony」(食べれるバルコニー)は狭い場所で作物を育てる方法を知るために優れる情報源です。

食べ物を育てるには縦の空間を含め、自分で利用可能な空間のどんなに狭い場所でもほぼ利用できるはずです。バスケットをぶら下げるのはいくつもの食品を育てるのに最適で、これにはイチゴや緑葉野菜、ベニバナインゲン、もやし、トマト、いくつものハーブ類が挙げられます。窓口の箱には花の代りにハーブ類、緑の葉、カブ、ワケギ、インゲンマメ、苺、チャード、唐辛子類など、数少ない例を挙げるだけでもいろいろできます。

大小か屋内外か季節を問わず、自分で作る庭を始めるヒントは私の以前の記事をご参照ください:

  • 「 冬のお庭を作る」
  • 狭い空間に食べれる庭づくり
  • 「都市生活者にもできる簡単にできるコンポスト」
  • 「高性能農業のテクニックを利用して庭の収穫率を8倍増やす方法」

ガーデニングの基本案内

栄養価の高い食べ物を育てるためのルールNo. 1は健康な土壌づくりです。土壌上層を育て、健康的な土壌のエコシステムを構築する五原則があり、この原則は農場か小規模菜園を自分の裏庭で作るかを問わず適用します:

1. 土中フローラ — 耕作を控えめにし、除草剤や農薬、抗カビ剤を使用せず、機械的な土壌攪乱を減らすほどよい

2. 地表を保護する — 表層作物、未処理の芝刈り込み、根覆い、ウッドチップを使い、土壌の生物を維持し、蒸発を防ぐ。土壌温度を下げることは暑い日には特に重要

3. 多様な作物 — 多様な植物があることは健康な土壌のために必須のことで、表層作物はこの要件を満たします

4. 可能な範囲で土中の生きた根を維持する — 土壌の活性のためには常時何かが育っていることが必要で、野菜を収穫したら表層作物を植えるようにしましょう

5. 昆虫を含め、家畜、その他の動物を統合する — 野生動物の群の効果を真似する再生型農業者は鶏や牛、羊、豚、その他の動物を放し飼いにして、土壌にメリットを与え、高度に栄養密度の高い作物を確実に得られるようにしています。

多くのマイホームオーナーは自分の地所で家畜を飼うことはできませんが、受粉生物や捕食昆虫を簡単に惹き付けることはでき、これで花が咲く植物の多くを含む庭の害虫を寄せ付けません。

ガーデニングは初めてですか? もやしを手始めに

最も簡単で安価なガーデニング方法の一つは自分でもやしを育てることです。もやしは屋外でのガーデニングが制約されたりできない冬に特に優れた選択肢です。1週間で収穫できるもやしは成長が速く、調理も不要です。もやしは発酵野菜を補う最適な食品であり、ゼロから自宅で簡単かつ安価にできます。

もやしは最も栄養素が高密度な食品です。ヒマワリの種とエンドウの新芽がその中でも最も高密度であり、平均して有機野菜のほぼ30倍の栄養価があります。ヒマワリの種とエンドウの新芽は私のお気に入りです。抗がん活性で周知のブロッコリの芽もよいです。その他よく新芽栽培されている豆類、ナッツ類、種子、穀類:

  • アルファルファ — ビタミンA、B、C、D、E、F、Kの優れた供給源
  • マングビーン — タンパク質、繊維質、ビタミンCやAを摂り易い
  • クレソン — 栄養分析によると、クレソンは最も栄養密度が高いようです。17種類の栄養素:カリウム、繊維質、タンパク質、カルシウム、鉄、チアミン、リボフラビン、ナイアシン、葉酸、亜鉛、ビタミンA、B6、B12、C、D、E、Kに関して、クレソンは満点の100点を得ました
  • 花キャベツ — 煮た花キャベツ1カップに56 kcalしかないのに、ビタミンKは推奨日量(RDA)の240 %、ビタミンCではRDAの130 %も含み、花キャベツはさらに、繊維質、マンガン、カリウム、ビタミンB、抗酸化物質、その他健康をよくする植物化合物が豊富です

ウイキョウも育てやすく、多くの貴重な健康的メリットがあります。蕾、茎、葉、種を含むすべての部分を食べれるうえ、甘草のとてもおいしい風味を思い出させます。生のウィキョウの蕾には食物繊維が7 g以上含まれ、1カップにはカリウムが360 mg、カルシウム43 mg、ビタミンC 10 mg、マグネシウム15 mgが含まれます。

ウィキョウの栄養素は健康な消化、代謝、血圧、心臓の健康、免疫機能の改善、炎症の予防、がん予防効果があります。

もやしをもっと食べるとよいのがうなずける理由

もやしのメリットの多くは植物の芽には多くの栄養素が濃縮されていることです。そのためもやしは成長した物より少なく食べるだけでじゅうぶんです。例えば、種やナッツ、豆、穀類のもやしから得られるものには以下が挙げられます:

ビタミン豊富 — 種にもよりますが、ビタミン濃度は発芽過程で500 %まで増加するものがある。

豊富な酵素 — 新芽には新鮮な果物や野菜の推定100倍の酵素が含まれます。酵素は、ビタミン、ミネラル、その他の栄養素をもやしと一緒に食べる他の食品から豊富に引き出して吸収させてくれます。

必須脂肪酸、繊維質が豊富 — 必須脂肪酸と繊維質濃度は発芽プロセスで急増します。最適な健康のために食事からじゅうぶん繊維質や健康的脂肪がじゅうぶん摂れている人はほとんどおらず、そこでもやし(新芽類)は両方とも補ってくれます。

ミネラルやタンパク質の生体利用能改善 — 種が発芽し始めると、カルシウムやマグネシウムなどのミネラルは種の中のタンパク質に結合し、ミネラルとタンパク質ともに吸収され易くなり、体内で利用能が高まります。

発芽中にタンパク質は有益な方向に変成されるので、発芽していない種より多くの高品質なタンパク質が新芽からは得られます。

新鮮な健康的食品を食べる余裕がないと多くの人は言いますが、新芽はとても安価なので、特に自分で栽培する限り食べられないというのは言い訳になりません。こうすれば買うよりコストが90 %かそれ以上は節約できます。

私の製品「Sprout Doctor Starter Kit」には開始するために必要なすべての物があり、ヒマワリの種、ブロッコリの芽、発芽しかかった豆も同梱です。土壌で栽培するなら1週間でもやしを収穫でき、種1kgからもやしが10kg以上できます。

ひまわりの新芽は作業当たり収量が最も多いので、最も味わいがよいと私は思っています。お盆程のトレイではヒマワリのもやし(新芽)を500g~1kgは取れます。冷蔵庫には約1週間保管できます。ブロッコリの芽はほとんどの人が好きなアルファルアのもやしに似ていて味も似ています。これならサラダやサンドイッチに加えるのに最適なほか、新鮮なアボカドとは特に味が合います。

私はバーモント州の小さな町にある自社で種を開発し、育て、栽培しているもやしや新芽類の種の安全性では業界トップのある会社と提携しています。私の種はすべて非GMO、認証された有機産品であり、栄養価が高いです。

自分の食べる物のうち少しは自分で栽培して健康管理

よい老化のための魔法の薬はありません。基本的に生涯我が身を大切に扱うほど、老化という体験がよくなります。痛みや忘れっぽさ、寂寞感は自動的な老化の帰結ではありません。どんな齢でも肉体的、心理的健康を実現できます。私にとって、さまざまな面で加齢にともない人生がますますよくなり続けています。

しかしそのためには規律的取り組みが必要です。健康改善のためには、今すぐ先取的行動を取り、毎日進んでください。庭を始めるのは、たとえ何か台の上の狭い場所であっても、おそらく自分でできる最も見返りのある事であり、多くの点で健康によいです。しかもそれを継続することで高齢になるまでその成果を楽しめるでしょう。