どぶのヘドロが食品に入らないようにする

どぶのヘドロ

早分かり -

  • 耕作地に捲かれるどぶのヘドロは作物が吸収したり、近辺の流れや水系に流れ込み、食品を汚染します。メイン州のある酪農場から出た汚染ミルクは乳牛の食べるまぐさの肥しに使用されるヘドロの問題を浮かび上がらせます
  • 「ヘドロの魔術」という用語はEPAの幹部化学者が、どぶのヘドロに通常含まれる汚染物質がヘドロに残留し、作物によって吸収も水系に流出もしていないと言うために編み出した言葉でした検査からこの話とは異なる事実が判明しました
  • 生体固形物に含まれる毒素は植物ホルモンを阻害し、葉緑素濃度を削減し、根の成長を止めます。有毒重金属汚染が利用を制約しうることを研究が証明しました
  • 連邦取引委員会調査部門がEPAによるどぶのヘドロ利用促進政策は消費者の健康を保護していないことを実証した暴露レポートがあるにもかかわらず、EPAはその利用を推進し続け、材料に関して要件とされているリスク評価を行う能力がないと主張します
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「生体固形物」という用語は農地の肥料用に利用される生成物である排水溝のヘドロという視覚的に気持ち悪い用語を覆い隠すために工夫されたものです。人間の健康に対する広報不足のこの脅威は家庭廃棄物の処理中に生成され、排水系統に排出される有害物質のカクテルを含みます。

複合排水系統は雨水、家庭汚水、工業廃水を一つの管に回収して道路の乾燥を維持するように設計された管の地下網です。排水経路が工場と直結されていると、工場の廃棄物が都市の浄水場で処理されることになるので、EPAの規制を免除されます。

この工業及び人的廃棄物の混合物が浄水場に回収されると、固形物が除去され、水処理され、環境に返されます。どぶのヘドロは焼却したり、ごみ処理地に処分されたり、生体固形物に加工されます。

生体固形物とは何か?

EPAによると、生体固形物は排水処理場で家庭排水が処理され残留物がリサイクルされて得る生成物です。この廃棄物を農地で肥料として使用します。EPAによれば、「生体固形物は処理済みのどぶのヘドロです。生体固形物は慎重に処理され監視されており、規制要件に準拠して使用されます。」

この処理のため生体固形物があたか農地で安全に使用されるかのように見えるようにしていますが、最近乳製品から発見されたことや連邦取引委員会調査部門(OIG)のレポートが実はこれが嘘であることを証明しています。

生体固形物の生産は排水処理場から来る下水汚物から始まります。米国地質調査局(USGS)の研究は家庭の化学品や薬が排水処理場が化合物を解消できないのでここから来る生体固形物に含まれていることを実証しました。

USGSの科学者らは生体固形物から比較的高濃度の薬の活性物質や化学品を検出しました。その研究者らは9種類の生体固形物を購入ないし取得し、87種類の有機化合物について分析したら、検出可能なレベルの55種類が発見され、一つの試料に45種類も検出されました。

さらに、9種類の試料は相違点より類似点が多く、すなわち異なる場所で多種多様な処理プロセスから生産されてはいても、汚染物質や相互関係は大きく異ならないことがわかりました。EPAは生体固形物は無害だと言いますが、発がん物質はメイン州の乳牛から取れた牛乳に含まれています。

汚染牛乳は食品供給への隠された脅威を浮き彫りにする

メイン州の公共問題活動家らは、生体固形物が酪農家の生活を破壊に、公共給水を汚染した以上生体固形物を肥料として使用するのを禁止するよう要求しています。1980年代後半からフレッド・ストーンさんは生体固形物を乳牛用まぐさ農園に捲き始めました。

ヘドロが発がんや肝臓障害、誕生時体重低下、甲状腺機能低下症と関連する化学物質であるペルフルオロアルキル物質(PFASを含む可能性について知らなかったと、同氏は述べています。

同氏の乳牛から取れた牛乳がPFASで汚染されていることを二年後に発見し、汚染が残り続けるミルクを牛が生産し続けるので毎日約380ℓ以上の新鮮な牛乳を廃棄してきました。同氏は一日$450は損失を出していると推計します。同氏の農場での記者会見でこう述べておられます:

「自分で使ったことがなく二年前まで - 自分が本当に格別に世話している - 乳牛を汚染してきたことを知らなかった有毒化学物質が、農場経営を破綻させ、家族を傷つけました。メイン州が自分と同じ苦汁を他の農家の家族が舐めさせられないように処置するように希望します。本当に心から自分の最悪の敵にさえこんなことを望みません。」

メイン州におけるPFAS汚染の程度を調査する作業部会が設置されたものの、活動からは州管理部に生体固形物及びPFAS化学品の使用をメイン州産製品に終了するよう積極的に要請しています。パトリック・マクロイ環境健康戦略センター副所長がこう述べています:

「ストーン氏の農場だけがヘドロからのPFAS汚染を受けている唯一の農場ではないと思われます。エビデンスからしてこの問題は有毒な氷山の一角であることを示しています。他の農場 — 酪農かその他を問わず — も同様汚染されている可能性が高いです。テストを実施するまでこれが唯一の安全な想定です。」

この氷山の一角はEPAによる生体固形物が安全であると言う主張や、どぶのヘドロを化学物質が植物に吸収される:農地に肥料として使用することを相変わらず推進していることからは大きな隔たりがあります。

「ヘドロの魔術」は命を脅かす手先の早わざ

PFASによる汚染の事例は大部分が工業用地や軍事基地と関連していますが、メイン州での酪農場におけるこうした汚染は、生体固形物が米国では何十年も農場で使用されてきたので、広範な公共の課題を浮かび上がらせます。

メイン州環境保護局(DEP)のある報道官は「今年のヘドロ捲きシーズンが来る前に州内のヘドロ捲き対策のために積極的に規制手段を検討する方針であると言って地元住民を安心させようとしました。」

メイン州のDEPはヘドロ利用は、1990年代のほうがよく行われていたとしていますが、ロイター通信は66の地域で現在ヘドロを捲くことが許可されていると報告しました。ストーン氏はいくつかの下水地区で処理後のヘドロをメイン州の十数件の農場に捲く作業に雇われたことがあると報告しました。最近、Press HeraldはDEPが、ヘドロを捲いたストーン氏の近隣の他の一件の農場しか検査しなかったことを報じています。

それほど長年有毒材料が肥料として捲かれることが認められていたのがいかにしてすなったかまたなぜそうかについてあなたは首をかしげませんか。この手先の早わざは「ヘドロの魔術」という用語を思いついたEPA水系局の幹部化学者アラン・ルービン氏による宣誓証言まで遡ります。

EPAが503 ヘドロ規則法案を提出したとき、ジョージア州のEPAラボがルービン氏に排水溝のヘドロからいかに汚染物質を利用不可能にできるかについて説明するように求めました。宣誓証言の中でルービン氏は以下のような会話の中で「ヘドロの魔術」という用語を思いついたと証言しました:

「金属を隠退させ、有機物を隠退させる生体固形物母材には固有の特性があります。私が言う隠退の意味は生体固形物から環境に出ていく移動性を大幅に低下させることです。

私が言っているのは単位型の材料や炭水化物等の有機化合物及び、マンガン、鉄、リン等のことであり、これらのものはすべてが母材中の土と相互作用し、生体固形物を解消とまではいわずとも環境に出る量を大幅に削減します。

これらのプロセスは一部は解明されており、また他の部分は解明されておらず、しかしその全体を見る限り魔術的であると呼ぶのです。そこで私は[ヘドロ]魔術という用語を思いつきました。」

宣誓証言の中でルービン氏の「魔術」を根拠づける研究について訊かれると、あるのかについて同氏は特定できませんでしたが、米国農務省のルーフス・チェイニーという「歩く百科事典」に従った」までだと答えました。

どぶのヘドロで育った食品に暴露されると健康悪化リスクが増える

EPAの503ヘドロ規則は1992年のどぶのヘドロの処分方法を見つける手段としての海洋投棄禁止の後に制定されました。当局自身の科学者らの反論にもかかわらず、何百万ドルも投じられ、有害廃棄物を農地に捲くと突如として廃棄物が無害になるというアイデアを支持する農科大学からの裏付け記事を援助しました。

イギリスのヨーク大学からのある研究に、植物は土壌に捲かれる生体固形物によって被害を受けることを明確に示すデータがあります。たとえ少量の暴露であっても、研究で取り上げた薬は捕食者や病気から防御するのを助ける植物ホルモンを阻害します。

薬は日光からエネルギーを作る能力を植物から減らし、高濃度では葉の中の葉緑素が減ることをその研究チームは確認しました。高濃度では、根の発育を妨げ、葉の縁に火傷が発生しました。

業界誌Waste Managementに掲載された農業での生体固形物使用についての考察でその筆者らはヘドロ廃棄物に貴重な植物の栄養素が含まれる反面、重金属があるので耕作地に使用すべきではないこと、この種の汚染が食物連鎖を汚染させ、致命的な帰結につながると、説明しています。

業界は生体固形物肥料がニッケルや銅等の必須微量栄養素の他にも窒素やリンをゆっくりと放出すると主張します。しかし、生体固形物には医薬化合物やホルモン、難燃剤、可塑化剤も含まれています。農地やゴルフコースに捲かれるとこうした化学物質は地元の水源に洗い流されたり、植物に統合され、結局食物連鎖に行きつきます。

EPAはデータが潜在的な害悪を示していても生体固形物を促進

どぶにある化学物質の混合物は土壌、植物、人の健康に極めて有毒です。OIGの最近のレポートは健康によくないどぶのヘドロの土地への使用についてのEPAの管理は穴だらけであることを特定しました。EPAは現在規制汚染物質9種類を監視していますが、その他数百種類の安全性を判断する手段がなく、これらには農薬、薬、溶剤が含まれます。

1989年~2015年に公開された研究の中で、EPAは生体固形物に352の汚染物質を特定しており、うち61種類は急性有毒か有毒、または優先監視汚染物質を含んでいます。OIGのレポートによるとこう説明されています:

「清浄水法ではEPAが生体固形物規制を少なくとも二年毎に見直し、有毒汚染物質を特定し、そうした汚染物質の規制を制定するよう義務付けている。EPAは従来生体固形物プログラムの人員と資金等を削減し、このプログラムにある管理の弱点に対応できない障碍を作った。

過去の見直しではEPAは土地に捲かれた生体固形物の健康への影響と生態系への害悪を完全に調査するためさらに情報を必要としていったことを示している。EPAは生体固形物のリスク評価を完全に行うための追加的データを取得できたはずだが、そうするようには義務付けられていない。そのようなデータがないと同局はリスク評価に不備がある汚染物質からの生体固形物が安全かを判断できない。

EPAのウェブサイト、公開文書、生体固形物ラベルでは生体固形物の全容も安全性の不確実性も説明しない。従って、生体固形物プログラムは公衆衛生と環境の保護という目的を達成できなそうである。」

そのレポートはさらにこう述べています:

「生体固形物規則が制定されてから20年以上、この規則の規制9金属に何ら新たな汚染物質が追加されてこなかった。2018年3月に当局初の発見事実をEPAと共有したが、2013年と2015年の生体固形物基準の清浄水法上の義務である二年毎の見直しをまとめておらず、同法に違反している。

EPAはウェブサイトには、生体固形物から検出された352の汚染物質の安全性を評価できないので生体固形物が安全かを公衆に伝達できないことを開示していない。」

EPAはウェブサイト上の主張を修正することに同意しましたが、それは数百の未規制汚染物質のリスク評価の完了後にしか行わないということです。言い換えると、これらの毒素はそう実証されるまで安全と見なされるわけです。

Sierra Clubは2018年9月17日にEPAの水系部門がOIGにこうしたリスク評価を行う手段がないと伝えたことを報告しました。従って — EPAができないと言っている — リスク評価の完了まで、EPAは生体固形物を農場向けに安全で有益な肥料として盛んに促進し続けるわけです。

家族のために安全な食品を見つける方法

まだ安全な食品のオプションはありますが、それを特定するにはかなり手間がかkrます。地元のスーパーでは概して言えば健康的で新鮮な食品の最適なソーシングはできません。自分で持続可能な農場を(裏庭でこじんまりと行う)始められない限り、地元の持続可能農業を支援することで、安全な方法が見つかるかもしれません。食品はよく知っている信頼できる、安全で無毒な有機農法で行う所からだけ買うようにしましょう。