すばらしいワサビ 学名: Wasabia japonica またはEutrema japonica
日本食ファンがワサビの味を追い求め、寿司の緑色のペーストを生で食べたり、毎日の食事にワサビ粉を混ぜることは楽しみです。アブラナ科(キャベツ、ワサビダイコン、からしを含む)の仲間であるワサビは日本ワサビダイコンとしても知られています。
しかし注意すべきはワサビの代わりによく用いられるワサビダイコンは別種の植物であることです。
根茎の最も初期の耕作が10世紀にまで遡る日本ではワサビが山岳河川の底で自然に育ちます。市販されているものには多くの品種が出回っていますが、主なものはW. japonica 「Daruma」とか「Mazuma」という品種です。ワサビはたいていの場合緑のペースト状に摺り、刺身(生の海産物)や寿司の調味料として食べます。しかしその他多くの和食でも利用されています。
ワサビには強く辛い風味があり、口の中で数秒で広がり、後味には焼け付くようなものが残らず、結局はオイル系ではなく、焼け付く感覚は唐辛子に比べて「短命」でしかありません。この感覚はたいていの場合、鼻腔で感じ、食べる量に応じて痛みを感じることもあります。
しかし、スーパーやレストランにあるほとんどの「ワサビ」粉やペーストには本物のワサビは微量しかないか全く含まれていません。むしろワサビとして陳列されているものは大部分がワサビダイコン、カラシナ, 緑着色料から作られています。
本物のワサビ栽培は困難であり、かなり高価につくからです。実際に日本以外で本物のワサビはほとんど見つからず、ワサビと表記されている多くの製品は本当はワサビを成分に含んでいません。米国では本物のワサビは通常は専門店や高級ダイニングのできる場所でしか見つかりません。
ワサビには抗炎症性、抗菌性、抗血小板性、潜在的な抗がん特性があります。成分にはカリウム、カルシウム、ビタミンCを含んでいます。調味料として一般的に少量使われるので主な栄養摂取源としては通用していません。
効能は本物のワサビからしか得られないことにご注意ください – 真正のワサビのみこれらの効能があり、本物を求めるには多くの理由があります! 残念ながら日本でさえ本物のワサビは入手しにくく(日本のレストランのうち5%、極めて高級なレストランしか本物のワサビを出せないと推定される)、ワサビダイコン、スピルリナ、ウコンで作る「ワサビ」の代替品を見つけることができます。
*一日2,000カロリーの食事に対する充足度(%)。摂取カロリーによって充足度は上下する場合があります。
ワサビは料理に使えるだけではなく、潜在的な薬としての特性についても研究されています。アレルギーや喘息、がん、炎症、神経萎縮性疾患等の病気の症状を軽減すると考えられるイソチオシアネート類特に6-メチルサルフィニルヘキシル イソチオシアネートを科学者らが分析しました。6-メチルサルフィニルヘキシル イソチオシアネートは抗酸化応答に関与している転写因子Nrf2に作用するものと考えられています。
ワサビ-ショウガ マヨネーズで味付けるサーモングリル
材料:
作り方:
(FineCooking.comからの抜粋)
ワサビの風味はその摺り方で決まります。伝統的な摺り方はサメ肌グレーターまたは細目サンドペーパーに似ているおろしを使うものです。ワサビはすぐに風味や熱が飛んでしまうので必要な分だけ摺ることが必要です。
ワサビは風味がすぐに飛ぶ(空気に触れてから15~20分)ので、摺った分をだんごにして空気との接触を最小限にし、調味料として使い易いように保管する。風味を失ったワサビを元の風味に戻すには新鮮なワサビを少々削って加え、これを指の間に持って全部ボール状に丸めます。
ワサビファンは松本近郊の安曇野市農地にある大王わさび農場をお訪ねになるとよろしいでしょう。ここは日本最大のワサビ農場で、見学者は栽培地につながる通路を通って歩くことができます。この農場では練りワサビ、ワサビソフトクリーム、ワサビソバヌードル、ワサビチョコレート等のワサビ製品を販売しています。
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