Dr. Mercolaより
地球から得られるエネルギーでより健康的に生きるのに役立つことはご存知でしたか? その考え方はアージング(グラウンディング)すなわち接地といい、裸足で歩くのと同様に簡素なことです。
「電子欠損症候群」とも呼ばれる接地が全面的に欠如している状態は現代病の増加と深く関係していることを研究が示しています。このコンセプトはアリゾナ大学のゲリー・シュワルツ博士が行った研究を取り上げた以前の記事でわかりやすく説明しました。ヒマワリを利用して接地の生体への影響や花が接地していないとどんなことが起きるかを同氏は実証しました。
接地せずに何日も過ごすことは稀ではありません。当たり前のことになってしまったのですが、全く不自然なことであり、接地は接地を阻止する人工底の靴が世に出るまで真に普及したことがありませんでした。接地すると、地球からくる自由電子が体内に入りますが、こうした自由電子は人類にとって最も効能がある抗酸化物質の一つなのです。
電子はマイナスに帯電し、フリーラジカルはプラスに帯電しているため、フリーラジカルが組織内にあれば自由電子によって電気的に中性化されるすなわち打ち消されます。このため接地は慢性の炎症に対してとても効果があります。また、身体は発電機であるとは思ったことがないかもしれませんが、人体は極めて電気的存在であるからこそ、接地を利用して地球の電荷を取り込むことが極めて重要になります。
接地で環境内の電気により体内に誘導された電圧が下がるという根拠さえ存在します — これは現代の世界でますます重要性を増してきた要因です。
「簡単すぎる」ように聞こえるとは思いますが、裸足で歩くのはとても健康によいです。Journal of Environmental and Public Healthに掲載された科学的考察によると、接地は次のような効果があります:
睡眠の質を高め、目覚めたときよく休めたという感覚が増大する。
筋硬直や筋肉痛を和らげる。
慢性の疼痛を和らげる。
ストレスホルモンであるコルチゾールの分泌を正常にするので、朝ピーク値になり、夜中に最低値になるという自然な周期に従うようになる。このためより安静に寝ることができ血糖調節や体重管理を改善する。
副交感神経系(「休憩して消化する」機能を統括)を刺激し、交感神経系(「闘争逃避」応答を管理)を休めることによりストレスを軽くし、自律神経系のバランスを維持する。
強度トレーニング後の炎症反応の程度が軽くなる。
心拍数を大きく変動させる (刺激に対して心臓が反応する能力)。
傷が早く治る。
気分がよくなるある研究で、1時間接地した成人の気分が大幅によくなりました。
炎症の軽減.動画の中で, 接地のパイオニアであるクリント・オバー氏が接地でいかに炎症が収まるかについて説明しています: 「炎症は白血球細胞の一つである好中球によって生じます。怪我して細胞が損傷すると、好中球が損傷個所へ運ばれ、損傷した細胞を包み込み、反応性酸素種を放出すると、これが損傷した細胞から電子を奪い取り、損傷した細胞を破壊します。
残ったフリーラジカルを削減するだけの十分な自由電子が存在しないと、健康な細胞から電子を取り、損傷します。この動きは免疫系へ伝わり、別の好中球が同じ機能をして、その細胞を解消し、こうして連鎖反応が進みます。」
赤血球の表面のマイナスの電荷を高めることにより、血液をさらさらにするので粘度が下がる。このため赤血球が相互に反発する能力が改善し、微小な毛細血管を流れ易くなり、心臓血管病がどろどろの流れが遅い血液と強く相関しているため、想像以上に貴重なメリットなのです。また、血栓からも保護してくれます。
つまり、この血液を薄くする効果はクーマディン等の血液希釈剤を投与されている場合、医師に相談してから日常的に接地をお始めください。薬剤の過剰投与を防止するために用量を減らす必要もあると思われます。
Journal of Alternative and Complementary Medicineに掲載されたある研究によると、接地二時間で赤血球の表面電荷を増加させ、血液の粘度や凝集が減少します。その筆者らによると、「接地は心臓血管の異常のリスクや心臓血管病の発症を減らすのによい最も簡素でありながら最も深淵な効果がある介入措置である」ようです。
細胞内の水の組成を増やす。体細胞には水が含まれており、この水は高度に秩序立っており(構造化)、帯電しています。細胞内で正しく組成されていない水があると、細胞との媒介機能をするさらに大きいタンパク質の分子(やその他の分子)の機能に支障をきたします。細胞内の水は反対の電荷を持つ細胞外の水とも相互作用し、電池効果が発生します。
身体の発電機能は実際に健康を得るために基幹的な部分です。細胞間で移動する電荷が体内のほぼ同時の交信を可能にしており、こうした電気信号による伝達機能が鼓動や血液循環その他多くのことを司っています。
実際に、体内の生体プロセスは電気的なものです。細胞内の水は日光や赤外線による熱も含む、通常は電磁波という形を取る環境から来るエネルギーによって秩序だった構造を成しています。
しかし接地も重要な役割を果たしていると思われます。電極によって負の電荷を印加すると水の組成が増えるのと全く同じように、接地すると身体に入るマイナスに帯電した電子は細胞内の水の組成を増やします。水の構造化によって組織がより効率的に治癒できます。従って、大地に裸足で立つと体内のすべての細胞にエネルギーがチャージされてこれを自然な癒しのために身体が利用します。
地球と皮膚のどの部分でも接触させることが有益であると同時に、特に効能があるエリアは足の湧泉、鍼施術者の間では腎臓1 (K1)として知られる点です。この点は鍼における身体の全てのつぼと通電してつながっている周知の鍼のつぼです。屋外で裸足でエクササイズすることは接地を日常生活に取り込む素晴らしい方法であり、組織の修復を速め、無理がかかるエクササイズに伴う筋肉痛を和らげるのにもよいです。
裸足で歩くのに最適な場所は海浜の波打ち際です。塩水はすばらしい導電体だからです。(身体は水に溶けている多数の荷電したイオン(電解質)も存在するので若干導電性です。血液その他の体液は優れる導電物質です。)
これとほぼ同じ効果がある第二の方法は特に露で覆われた草の多いエリアや露出した土壌です。セラミックタイルとコンクリートは封止されていない限り良好な導体ですが、塗装されたコンクリートはあまり電子をよく通しません。アスファルト、木材その他ゴムやプラスチックのような典型的な絶縁材料では、電子が通過せず裸足のグラウンディングには適しません。
接地時間は無いより少しでもあったほうがましですが、大地の自由電子が血流に到達して血液を改善するまで約80分を要し、この時点に最も効果が得られることが研究によってわかっています。従って、最適には、毎日80~120分接地するように心がけましょう。
裸足歩きが以前流行ったように、地面に寝ることも流行りました。現代の世界においては、屋内で寝ることで地球からさらに絶縁される方向に作用しています。高度による影響もあります。接地している限り、身体は電荷を運ぶことができないので、これがよいのです。しかし身体と地球との距離が開くほど、身体が運ぶ電荷の量が増えます。実際に、この程度は正確に計算されます。地上から1m離れるごとに、体内には300ボルトの電荷が生じます。
従って、二階の寝室にいるとすると、体内の電荷量は平均して1,000ボルトになり、この電荷の増加による健康の問題が生じるリスクが増えます。例えば、2009年のある研究では何階もあるビル住宅に住む人の脳卒中リスクが40%前後増加していることが発見されました。飛行も深刻な地表からの距離を意味します。屋内にいるときや高度が高い場合の接地方法:
接地が病気や障害の「治療」とか「療法」ではないことを理解してください。そうではなく、接地は身体がバランスと健康を維持するための主なメカニズムの一環なのです。人体は地球と常時接触しながら進化したので、身体は正常に機能するには接地による継続的なエネルギーの交換が必要です。
フリーラジカル、たばこ、農薬、加工食品、電磁波によるストレスは継続的に身体から電子を枯渇させます。しかし地球は常時電子を豊富に持ち、接地を心掛けている限り、強力で豊富な抗酸化性フリーラジカルを退治する電子を供給してくれます。
フリーラジカル(遊離基)は、抗酸化剤がない場合、身体のシステムを阻害し、酸化ストレス、炎症および老化加速に結びつきます。「私たちは、今では酸化ストレスが疾病を引き起こすことを知っています。それらは炎症を引き起こします」とシナグラ氏は言います。「しかし私たちにはこの地球 - 母なる地球 - があり、有益な自由電子を与えてくれます。」
屋外で裸足でエクササイズすることは接地を習慣にするためのすばらしい方法です。または、屋外にいるときはできる限り履物を脱いで裸足で歩き、地球の自然な癒しの効能を得ましょう。
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自然の治癒力
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