楽しく健康的なケトホットココア レシピ

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ホットココア

ココアの多用性についてはすでによくご存知のことでしょう。同名の植物から取れるココアは大部分の脂肪を除去した粉にされたローストカカオすなわちココア豆を意味しています。

長年、甘いおやつの定番になり、ホットココア等のお飲み物といえば主役になってきました。

食料品店でココアパウダーのドリンクや喫茶店の調合済ブレンド品を購入できますが、このクリーミーなケトホットココア レシピのように自分でホットココアを作って楽しめる満足感と風味の比ではありません。

人工物質ではなく本物の成分を使用すると重要なメリットを得やすくなり、寒い気候の中でも体を温めることができます。

楽しく健康的なケトホットココア レシピ

調理時間: 3分

材料

  • 1杯の有機全脂肪ココナッツミルク
  • 水1カップ
  • ティースプーン1杯山盛り有機の生カカオ粉
  • シナモン有機の粉製品 小さじ1/2
  • Dr. Mercolaバニラエキス ティースプーン1/2
  • マヌカハニーかDr. Mercolaの有機ハニー1/2ティースプーン
  • Dr. MercolaのMCTオイルティースプーン1
  • モンクフルーツまたは羅漢果、ティースプーン1(お好み次第)

手順

  1. 全ての材料をミキサーに入れて3分攪拌。
  2. ココアの混合液を小さいフライパンに入れ、弱火で加熱。材料が全てよく混ざるようにしばしばかき混ぜる。
  3. ココナッツ ホイップクリームまたはカカオニブを好みに合わせて加える。

このケトホットココア レシピはこれまで試した飲み物とは全然違います

ココア豆とホットココアはメキシコ原産と考えられますが、世界に普及しました。昔はマヤの人々が粉にしたココアの種に水やコーンミール、唐辛子を混ぜて作った調合ドリンクとして紀元前500年頃の大昔から利用していました。1500年代や1700年代の初頭にココア豆やチョコレートドリンクを作る道具はスペインやロンドンなどにまで渡っていました。

今日では、ホットココアは秋冬に寒い天気の中で温まるため、暖かい暖炉とこじんまりと居心地のよいセーターに似合うようになりました。幸いにも、ホットココアは正しい材料から正しく作ると全体的な健康や健全なあり方を改善する元気づける健康的メリットがあります。ここでご紹介するケトホットココアなら冬と闘う陣営に加えるとよい理由をご説明します。

カカオの健康的メリットは何ですか?

有機の生カカオパウダーは様々な健康的メリットがあり、カカオ豆に含まれる天然成分によるものです:

  • エピカテキン — このフラボノイドは抗酸化性、抗炎症性があり、神経細胞をダメージから防御するのを助けると考えられます。
  • レスベラトロール — これは体内のフリーラジカルと闘うと考えられる強力な抗酸化物質として知られ、抗炎症性、抗がん特性があります。レスベラトロールは神経を保護する効果を増進することも実証されており、血液脳関門を通過する能力があり、中枢神経系(CNS)内の炎症を和らげます。この効能は中枢神経系の炎症が神経萎縮性疾患の発症において主な機能を果たしているので重要です。

カカオ豆は次のようなよい物質を含んでいます:

  • 健康に良い脂肪
  • その他の抗酸化物質
  • タンパク質、ミチルキサンチンテオブロミン、カフェイン等の窒素系化合物
  • カリウム、リン、銅、鉄、亜鉛、マグネシウム等のミネラル
  • 刺激剤が存在するにも拘らずストレス軽減剤として機能するバレリアン酸

さらに、数件の研究がココアは心臓や血管、脳、神経系にメリットがあり、糖尿病その他炎症が根本原因である病気と闘うのを助けます。カカオのその他の考えうる効能:

抗がん特性

内皮機能を改善する抗血栓特性

主にポリフェノールが脂肪酸の合成を抑制すると同時に、ミトコンドリアの中での細胞エネルギー支出を刺激する機能をすることによる肥満防止効果

腸内細菌叢の改善

エクササイズの耐久力がつく

ストレスホルモンの減少

神経保護効果とアルツハイマー病リスクの軽減

妊婦の子癇前症からの保護

高品質なカカオを見分ける方法

生のココアを買うとき、カカオ成分が多く砂糖が少ない製品を選びましょう。概して、チョコレートは色が濃いほど、カカオ分が多いです。カカオ成分が70%以上の製品を選びましょう。

究極的に、カカオ成分が多いと製品が苦くなることを覚えておいてください。ポリフェノールはチョコレートの苦みの元で、メーカーによってはポリフェノールの一部を除去して最終製品の甘味を増しています。しかし、ポリフェノールを除去すると潜在的な健康的メリットもなくなるので、この方法は最適ではありません。

可能な限り、有機の生カカオパウダーを信頼しうる健康食品店や本物が買える定評があるウェブサイトから購入しましょう。パウダーを買ったら気密な容器に入れて温度が15~20℃前後の涼しく暗い場所に保管しましょう。たいていはパウダーを買った製品の容器がすでに気密な蓋付きなのでそれで間に合います。

有機ココアのパウダーは以下のアドバイスに従えば優に二年はもちます。内部の湿度で劣化が早まるのでココアパウダーを冷蔵庫に保管しないこと。

一方、生のカカオニブをトッピングとして加えるには、一般に定評のある健康食品店やウェブショップでも見つかります。カカオニブはペレットのまま買い、自分で砕くほうがよいです(コーヒー豆のグラインダーを使える)。砕かずに、典型的なチョコレートチップのようにそのまま食べることもできます。健康的なカカオニブの摂取量としては一日に約15gから28gまででしょう。

ココナッツミルク: ホットココアに最適な材料

典型的なホットココア レシピでは液状のココアと少々ミルクを混ぜるようにしています。集中家畜飼育経営体(CAFO)産の乳牛から取る従来の牛乳ではなく、ココナッツミルクをお試しになってはいかがでしょうか?

ココナッツミルクはこの健康によいフルーツの肉から作ります。果肉を細かく砕き、水で茹で、チーズクロスで濾すと、粘性の高い液体が取れます。ココナッツの肉の残りを反復して絞ることで薄めのココナッツミルクも作れます。

ココナッツミルクがココナッツの肉から作られているので大きなメリットがあり、フルーツの栄養素が主にここにあります。この種のミルクなら以下のような健康的メリットがあります:

  • 体力を増進し、体重管理に役立つ — 中鎖脂肪トリグリセリド(MCT)という ココナッツミルクに含まれる健康的な脂肪はすぐに消化されやすく、肝臓で代謝されて、結局は体力アップを助けます。さらに、MCTは体脂肪として貯蔵されず、体重管理にもよい方法になります。
  • コレステロール濃度の管理がしやすい — ココナッツミルクを日常食べるとコレステロールレベルによい効果があります。2013年10月にJournal of Nutrition and Metabolism誌に掲載されたある研究では、ココナッツがLDLすなわち悪玉コレステロール濃度を2カ月以内という快速で減少させることに注目しています。
  • 炎症リスクの軽減 — ココナッツは体内の炎症を軽減するのを助ける機能で注目されてきました。ラウリン酸というココナッツに含まれる一種のMCTは炎症を発生させるシグナル伝達経路を削減するのに役立つことをある動物実験が実証しており、特ににきび感染の原因であるプロピオン酸菌属によるニキビに対して効果がありました。
  • ウィルスや細菌と闘うのを助ける — 様々な研究はラウリン酸が水胞性口炎のウィルスを成長させない可能性があることを示しています。別の複数の研究もココナッツがカンジダ酵母菌やブドウ球菌株に対して効能があることも示しています。

ココアと同様、ココナッツミルクは各種の飲み物や料理に使用して微妙な風味を着けやすい食材です。当然そのまま飲んでも身体をリフレッシュするのを助けることができます。ティー(やミルクとして)にココナッツミルクでは自分には合わない方は草で育てた乳牛の搾りたてのミルクがよい代替手段でしょう。