Dr. Mercolaより
ローション、デオドラント、化粧品等のパーソナルケア製品にはよく有毒成分が含まれるという事実はますます周知の事実になりました。その結果多くの人は自然な代替製品を選ぶようになり、一部の会社は懸念材料を使用しなくなりました。
しかし同様のことはタンポンやパッドを含むほとんどの女性用衛生製品には該当しません。米国食品医薬品局(FDA)によってパーソナルケア製品ではなく医療機器に分類されているため会社は成分を開示する義務がありません。
例えば大部分のタンポンは綿、レーヨン、その他のパルプファイバーが材料ですが、これらの材料には塩素漂白工程からダイオキシンやフラン等や非有機のしばしば遺伝子操作された(GM)綿由来の有毒消毒副産物が含まれていると考えられます。
また、持続可能性という見地からは使い捨てタンポンやパッドは環境に優しいものではなく、利用可能な代替方法では主流として受容されていません…
女性用衛生パッドだけでも数十億ドル以上の産業をなします。世界ではさらに1億人の女性がタンポンを使用し、推定では女性1人は一生のうちにタンポン11,000本を使用するそうです。パッドとともにタンポンは特に捨てる前にプラスチックに包んであると廃棄物埋め立て地で分解されるまでに数世紀を要します。
多くの地方自治体がプラスチックバッグの使用から離れさせる方策を協議している反面、プラスチックをふんだんに使った女性用衛生製品は、Naturally Savvyによると「廃棄物の流れに1800億個のバッグに匹敵する量を追加している」そうです。
代替的な再使用品にはシリコーン整理カップや布製パッド、ライナーが挙げられます。DivaCupのコミュニケーション・情報提供担当ディレクターであるソフィー・ズィフクさんがThe Guardianでこう説明しています:
「女性用紙製衛生産業は女性に生理が視野外のこと、考慮外のこと、話すべきではないことであるといったことを巧妙に認識させるに至りました …
日常見る広告について考えてみましょう – 静かな包み物、分離された小型製品で隠しやすく捨てやすく、生理中であるということを隠すことに尽きています。積極的な生理についての話す機会がないので女性も少女も他のもっと持続可能な方法について知ったり尋ねる機会が得られないと考えられます。」
最もきれいな材料のみ挿入すべき一か所があるとすれば、それは膣です。陰唇や膣の組織は他の皮膚よりはるかに浸透性が高く、化学物質やその他の刺激物質に対して特に脆弱です。
粘膜、多数の血管、リンパ管がある膣は化学物質の直接侵入路となっており、ここから全身に循環していきます。おまけにタンポンは毎月数日間も一回に何時間も入れたままで、かなりの量の暴露時間が累積していきます。
このため私どもで高級女性用衛生製品を開発するに当たっては、開発チームは100%アレルギー反応を起こしそうな物質がない有機綿をタンポンに使用し、これrを特殊な綿の安全な層で覆って繊維が体内に残らないようにしました。
膣を通して前進に化学物質が急速に吸収されて循環するだけではなく、ホルモン様の物質等一部の化学物質は全身に「予想外の大量な暴露」をさせる結末となっています。
膣経由で投与したエストラジオールは経口で等量投与したときより全身のエストラジオール濃度が10|80倍多いことが判明しました。もう一つ懸念させる点としては発がん性化学物質であり、こについては膣内で直接接触した場合についてはほとんど研究が行われてきていません。
塩素漂白工程から出る強力な副産物であるダイオキシンは体内の脂肪組織に堆積し、米国環境庁(EPA)のドラフトレポートによると、「安全」なレベルの暴露量はないほどの重大な公衆衛生上の脅威なのです。好評されてきた報告書によると極めて微量のダイオキシンでさえ以下のような異常につながります:
FDAは木のパルプを漂白する間にダイオキシンがタンポンに混入することになる潜在的な原因であったが、塩素を使用しない方法が現在では多くのタンポンに使用される木のパルプの漂白や精製に使用されていると提言しました。同環境庁の公式見解では、タンポンに含まれる微量のダイオキシンに関連する健康リスクは見込まれないとしていますが、微量が確かに含まれていることは事実です…
FDAはTCDDやTCDFを含めタンポンにダイオキシン、さらに農薬や除草剤の残留を含まないように勧告しています。これは単なる勧告であり、要件ではありません。
女性のパーソナルケア製品に含まれる有毒化学物質の遷座指摘健康への影響についてのレポート「Chem Fatale」が、FDAの勧告にも拘らず有毒化学物質は確かにタンポンに含まれることを検査から証明したと明らかにしました:
女性用衛生製品にその他潜んでいるものは何でしょうか? 非有機製品には農薬が含まれます。有機綿のほうがよい理由の一つは衣類でもまた特にタンポンやパッドに関しては含まれていない物つまり大量の最も有害な農薬が含まれていないことによります。
オーガニックトレード協会によれば:
「人間や動物の健康に最も危険な殺虫剤を大量に使用していることから、綿は世界で最も汚い収穫物だと言われています。綿は全世界の耕地面積の2.5%を占めているに過ぎませんが、全世界の殺虫剤の16%を使用しています。主要な収穫物としては最大です。
世界保健機関が人間の健康にとって最も急性毒性の強い殺虫剤と判定したアルディカーブ、パラチオン、メタミドホスは綿生産で一般に使用されるトップテンにランクインしています。最も一般的に使用されているそれ以外の7種類の殺虫剤は1つを除いて中程度から高度の危険性を持つと分類されています。
綿の殺虫剤として2番目に売れており、人間に対する急性毒性を持つアルディカーブは皮膚から1滴を吸収しただけでも死に至ります。しかし、アルディカーブは25カ国と米国で依然として使用されています。米国では16州が地下水に含有されていることを報告しています。」
いうまでもなく、米国で栽培されている綿の91%は遺伝子操作品です。 2002年にモンサントがBt綿を導入しました。これは遺伝子操作品でワタアカミムシガの幼虫を殺す細菌Bacillus thuringiensis (Bt)から毒素を生産するもので、これは開発途上国(世界の綿農家の99%がある)の農業が綿作物に殺虫剤をより少なく使用することができるようにするはずのものでした。
しかし地元産の綿よりBt綿には多くの農薬が何倍も必要です。Bt綿は新種の耐性外注を生み出し、これを制圧するため、農家はこれを導入する前の13倍多い農薬を使用せざるを得なくなりました。
GMO食品を食べることで発生する健康リスクが片方にあるのに加え、もう片方ではGMタンポンを毎月数日間膣に入れることの帰結とはいったいどんなことでしょうか? こうした問題は今後の課題です…
Women's Voices for the Earth (WVE、地球のための女性の声)がプロクター&ギャンブル(タンパックスやオールウェイズのメーカー)の所有する公開特許資料を入手してタンポンには以下の化学物質も含まれることを公表しました:
紙綿
メルトブロー式高分子
化学的に硬化した繊維、ポリエステル繊維、ピートモス、泡
組織外被および積層体
高吸水性ゲルおよび連続気泡発泡体
Myreth-3-myristate (ミレス3ミリスチン酸、潤滑材)
天然/合成ゼオライト(吸臭粒子)
アルコールエトキシレート類
グリセリンエステル、ポリソルベート20 (香料分散用の 界面活性剤)
名称不明の抗菌剤
発がん物質:スチレン、ピリジン、メチルユジノール、ブチル化ヒドロキシアニソール(香料)
フタル酸塩関連 (DEPおよびDINP) (芳香剤)
合成ムスク (潜在的ホルモンかく乱化学物質) (芳香剤)
多数のアレルゲン (芳香剤)
タンポンは細菌増殖に有利な環境となっています。タンポンから膣壁に付着する微小な断片が細菌侵入を促し、蓄積すると考えられます。タンポンの使用により判明しているリスクの1つが毒素ショック症候群(TSS)で、これはStaphylococcus aureus (ブドウ球菌)やgroup A streptococcus (連鎖球菌) のいずれかによる毒素が原因で起きます。
しかしTSSは木パルプから製造されるセルロース繊維であるレーヨン等タンポンの超吸収材繊維とも関連しています。従来型タンポンのほとんどはコスト安で液体吸収性が高い綿とレーヨンの混紡を使っています。メイヨクリニックは次のように説明しています:
「タンポンがいかに毒性ショック症候群を引き起こすかは精確には知られていません。超吸収性タンポンを長時間入れたままにしておくと、タンポンが細菌増殖の培地になると考える人もいます。他の研究者らはタンポンの超吸収繊維が膣壁をひっかき、最近やその他の毒素が血流に侵入することを示唆しています。」
TSSは命にかかわる異常になりうるもので、兆候や症状を把握することが重要です。生理中にタンポンを使用していて以下の症状があれば医師の処置を受けましょう:
突然の高熱
嘔吐
下痢
低血圧
発作
手の平や足裏の赤斑
筋肉痛
目、口、喉の充血
生命に危険があるこうした異常のリスクを最小限にする方法:
超吸収性タンポンを使わない -- 出血の処理には低吸収性のものを使用する
タンポンを一晩中入れたままにせず、夜間はパッドを使用する
タンポンを入れるときに膣壁に傷をつけないようによく注意する(プラスチックアプリケーターを使用する)
タンポンと衛生ナプキンや小型パッドを交互に使用する
タンポンは長くても4~6時間おきに入れ換える
生理でないときはタンポンを入れない
今日の女性用衛生製品の多くは主にレーヨン、ヴィスコース、セルロースウッド毛羽立ちパルプ等を原材料としており… 綿がない — 有機綿はおろか。レーヨンとヴィスコースは高吸収性繊維のため部分的に強い危険性があります。
タンポンに使用しているこうした繊維は膣壁に付着しやすく、タンポンを出したときに解れた繊維が体内に残り、TSSのリスクが高くなります。しかし、FDAによる明白な言明として、レーヨン製タンポンは同じ吸収率の綿製タンポンよりTSSリスクが高いようには考えられないとしています。
つまり高吸収性製品ほどTSSリスクが高いことから吸収率が最も関連性が深い要因であるようです。これより安全な代替方法は存在し、FDAがタンポンの吸収力を規制している以上、 市販のタンポンは全製品が同じ吸収性ガイドラインに準拠しているはずです。
NYU医療センターの微生物学・病理学臨床教授のDr.フィリップ・ティアノによると100%綿タンポンは「TSS毒素が必ず検出される」としています。
このため私どもの女性用衛生製品は認証された有機か天然の綿しか使わないのです – 自然に呼吸する繊維であり身体にも地球にもより健康的であると考えられます。Mercolaブランドのパーソナルケア製品には合成繊維が全く含まれていないだけではなく、どのタンポンとパッドにも特殊な「安全ヴェール」が含まれてもいます。
このヴェールはソフトで呼吸性の綿カバーであり、タンポンやパッドから綿が分離しないようにする二重の保護を提供しています。有機タンポン、天然綿パンティーライナー、衛生パッドを含む私どものプレミアム パーソナルケア製品は以下の優位性があります:
GMOやグリホサートの土壌生態への影響
D-マンノース:抗生物質もクランベリージュースも使うことなく尿路感染症を退治します
タンポンの中の有毒化学物質が健康へのリスクを高める可能性
本来害しかない衛生習慣
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