グラウンディングは身体の健康維持のための基本的メカニズム

裸足歩き

早分かり -

  • 水銀汚染、たばこ、殺虫剤、農薬、トランス脂肪、放射線、その他多くの物質への暴露から来るフリーラジカルによるストレスが身体から電子を常に枯渇させています
  • 地上に裸足で立つとマイナスに荷電した電子が身体に入り、細胞内の水かさが増します
  • 生きている水はマイナスに帯電しています。この水はバッテリーのようにエネルギーを保持し、放出もできます。大地に裸足で立つと体内のすべての細胞にエネルギーがチャージされてこれを自然な癒しのために身体が利用します。
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Dr. Mercolaより

砂浜や森で裸足で歩くととても心地よいことに気づいたことはありますか?これはグラウンディング効果によるためです。

体調がよく感じる理由は地面から効能のある癒しの電子が体内に入ってくるからです。

地球は若干マイナスに帯電しているので、砂の上に裸足で立つと、地球から電子から体内に入り、癒しパワーの「輸血」といえるような効果が得られます。

ドキュメンタリーフィルムThe Grounded 2は2013年にリリースされたThe Groundedの続編です。この続編に登場する多くの人のなかでも、心臓学者MDのスティーヴン・シナトラ氏の子息ステップ・シナトラ氏、宇宙飛行士エドガー・ミッチェル氏、そして見ているあなた自身が主役です。

ステップさんは死にかけるほどの健康悪化に突如襲われるまでウォール街のトレーダーでした。有機食品しか食べなくするとともにグラウンディングを身に着けたので究極的に回復に効いたと同氏は言っています。

2010年に同氏の父親スティーヴン・シナトラ氏がEarthing(接地): The Most Important Health Discovery Ever?(健康に関する最も有意義な発見がこれか?)というこの分野のパイオニア、クリント・オーバー氏との共著でグラウンディングの癒しパワーについての本を著しました。

究極の抗酸化性と抗炎症性

グラウンディングすなわち接地の定義は、泥、草、砂、コンクリート(特に湿っているか濡れている場合)を問わず、地面に裸足で接触することです。電子リッチな地球とグラウンディングで接触すると、交感神経系と副交感神経系の均衡がよくなります。

地球は電子や微妙な電場の天然の取得源であり、これが免疫系、循環、バイオリズムやその他生理的プロセスの同期に欠かせないもので、実際に抗酸化物質を取得するための最も効果的で必須かつ最も安価で簡単な方法です。

現代科学によって老化疾患や老化現象それ自体を含む、炎症とあらゆる慢性病の間の関連性が完全に文書化されました。炎症は身体を地球にグラウンディングすることで軽減または予防できる程度の異常であることを把握することが重要です。実は私たちの祖先皆が数千年ではなくても数百年は行っていたことなのです。

先端のランニングシューズでは健康に悪い理由

金属などの素材は導電体です。こうした素材は電荷を移動させる自由電子や可動性電子を含みます。

身体は水に溶けている多数の荷電したイオン(電解質)が存在するので若干導電性です。血液その他の体液は優れる導電物質です。 自由電子や可動性電子は体内でも動き回ります。

絶縁体というその他の素材は自由電子や可動性電子が極めて少ないです。プラスチックやゴムは優れる絶縁体で、導体間の接触や感電しないように人の皮膚との接触を防止するために電線の被覆材として使用されます。

従来、靴は皮製でした。皮革は実際に電子を通すので、地球と足の間の導電性を維持します。しかし、現代のゴムやプラスチックは電気絶縁体であり、地球から身体への効能のある電子の流れを阻止します。

グラウンディングは最適な健康のための基本

水銀汚染、たばこ、殺虫剤、農薬、トランス脂肪、放射線、その他多くの物質への暴露から来るフリーラジカルによるストレスが身体から電子を常に枯渇させています。

抗酸化物質を使用する主な理由の一つがこれです。抗酸化物質は実際に電子を体内に取り戻し、フリーラジカルによる組織の損傷を防止します。

これらの電子は裸足で外を歩くことによっても得られます。大地と接触すると体内のフリーラジカルによる損傷を与える正の電荷を中和します。

クリント・オーバー氏によると、グラウンディング欠如こそ同氏が「電子欠乏症候群」と呼ぶ大部分の慢性病の根本原因になっているようです。

グラウンディングの健康への効果

身体がフリーラジカルストレスを大きく受けると、血液がどろどろになる傾向があり、正の電荷が体内に蓄積します。このため大部分の慢性病や委縮性疾患の最大の特徴である炎症が起ます。

グラウンディングすると体内の炎症を効果的に軽減します。また赤血球細胞に余剰電子を与えるので相互に細胞がはじき合い、くっつきあわなくなり、血液がさらさらにもなります。血液がどろどろになると心臓発作や脳卒中の原因になります。

大地の自由電子が血流に到達して血液を改善するまで約80分を要することが研究によってわかっています。

例えば避妊薬ピルが当初で始めた頃は女性の心臓発作を起こすので悪名が高かった(一部は今日でも有害)です。このリスク増大に寄与するメカニズムの一つが人工的なエストロゲンとプロゲステロンが血液の粘度を高めることです。グラウンディングすると他にも生化学的によい次のような要素が変化します:

  • 硫黄
  • カルシムの代謝
  • 筋腫の代謝
  • 白血球

グラウンディングは交感神経系を落ち着け、これが心臓の鼓動変動を支持します。この変動は自律神経系の均衡のために欠かせない機能です。痛みの解消、睡眠の改善、概して体調がいいという感覚はグラウンディングを試した人が言う健康へのメリットのごく数例にすぎません。

最後になりましたが同等に重要な点としては、地球とグラウンディングで接触すると、負に帯電した電子が体内に入るので、細胞内の水かさが増します。これは電極によって負の電荷が掛かると水のかさが増すのと同じ仕組みです。

The Fourth Phase of Water: Beyond Solid, Liquid, and Vapor(氷、液体、蒸気を超える水の第四の相)の著者ジェラルド・ポーラック PhDが生きている水は負に帯電していると説明している通りです。この水はバッテリーのようにエネルギーを保持し、放出もできます。基本的に大地に裸足で立つと体内のすべての細胞にエネルギーがチャージされてこれを自然な癒しのために身体が利用できます。

屋内外でのグラウンディング方法

裸足で歩くのが最も容易で最適な方法ですが、表面が適切であることが重要です。今日の世界では多くの歩行表面は地球と身体の間での電子移転ができない状況です。これにはアスファルト、木材、ゴム、プラスチック、ビニール、タール、タールマックが含まれます。グラウンディングできる表面:

  • 砂地(海浜)
  • 草地(できれば湿気があること)
  • 露出した土壌
  • コンクリートやレンガ(塗装や封止処理されていないもの)
  • セラミックタイル

屋内や飛行中でもグラウンディングを助ける方法はあります。ビデオでご紹介している通り、蛇口を片手で触りながら髭剃りしてもグラウンディングになります。飛行中は靴を脱ぎ足(裸足でも靴下を履いていても)前席のスティールフレームに足を乗せてもグラウンディングになります。

高層ビルにお住まいの場合特に、グラウンディングパッドの上で寝たり座るとグラウンディングになります。

グラウンディングは生命と健康に欠かせない

グラウンディングが病気や障害の「治療」とか「療法」ではないことを理解してください。そうではなく、グラウンディングは身体がバランスと健康を維持するための主なメカニズムの一環なのです。

人体は地球と常時接触しながら進化したので、身体は正常に機能するには接地による継続的なエネルギーの交換が必要です。

屋外で裸足で運動するのは日常生活にグラウンディングを取り込む最も素晴らしく安価でパワフルな方法です。屋外にいるときはできる範囲で履物を脱いで裸足で歩き自然なグラウンディングの機会を活用してください。