避妊薬

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避妊薬:「発がん性の利便性」 全女性が避けるべきもの

2018年3月27日 | 320 ビュー |

主要組織適合抗原(MHC)という遺伝子群が体臭に影響することが人体と動物実験によりわかっています。

概していうと女性は異類のMHCを持つ男性の体臭を選好します -- これが経口避妊薬の服用で逆転します。

ある研究は独身女性はMHCが同じ男性を選好した一方、関係を持っている女性はこれとは反対の方を選好することを発見しました。避妊薬の服用によりパートナー選好が変化することをこの結果は示します。

FYI Livingによると次のように説明されています:

「ピルを服用中の女性はMHC遺伝子が同じ男性を選好します。研究によると『女性は潜在的なパートナーを評価する際体臭を重要な要因としてとらえている』ことが判明しました。従って、経口避妊薬で体臭選好に重大な変更が起き、パートナーの選択に影響しうるのです。」

Dr. Mercolaより

これはたいていの人がほとんど気にも留めないことですが、研究者によると、避妊薬を服用中の女性は服用しない女性より長期的には相性が悪い相手を選ぶように意図しないのに誘導される可能性があるそうです。

この事実が真に懸念となるかは議論を待つところですが、避妊薬は以下でご説明するようにもっと直截的に人生に大きなリスクをもたらします。

避妊薬がいかに女性のパートナー選択に影響するか

体臭がパートナーを選ぶときに重要な要因であることはすでによく知られています。これにはフェロモンのような意識的には感じられない臭いも含みます。(研究者が「O神経」という特定の嗅覚神経がフェロモンを処理する経路になっていると発見したことがありました。

O神経は末端が鼻腔の中にありますが、神経線維は脳内の性的統括野に直結しています。O神経は嗅皮質を迂回し、意識的な臭いを感じさせませんが、性的な化学物質のカギを識別しています。)

動物と同様人間も主要組織適合抗原(MHC)に関連する体臭の選好を持っておりこれがパートナーの選択に影響します。研究者によると概して女性は異種のMHCを持つ男性の体臭のほうを好む傾向があるそうです。

これは遺伝子レベルの同族生殖を防止し制御するための自然な選択プロセスの一環であると考えられています。パートナーが同じMHCを持つ場合、生殖の成功確率が下がります。

避妊薬を女性が服用するとこれが逆転します。避妊薬とは本質的に妊娠状態を模擬するもので、女性が妊娠しているとき、同じMHCの男性の体臭を選好するようになる傾向があり、これは潜在的パートナーよりも支援してくれる家族の一員を選び結びつくための生物学的カギとして見られています。

すなわち、ホルモン系避妊薬を服用中の女性は生物機能に介入しているわけで、同じ化学的組成の男性に惹かれるリスクを高めるホルモンのアンバランスをきたします。

パートナーと出会ったとき避妊薬を服用していた方は、避妊薬を服用しなくなったときに魅力を感じなくなる可能性が高く、ひどいときには妊娠がとても難しくなることさえありえます。当然のことながらこのどちらの場合でも関係に問題をきたす可能性があります。

しかし、これ以上に深刻な問題として、避妊薬が女性の身体に及ぼす健康への影響があります。

合成ホルモンで人工的に生理周期を制御することはとても効果的で比較的安価かつ容易に逆転可能な避妊手段のようには見えます。

しかも避妊薬は妊娠を阻止するために便利な手段ですが、その効用はここで終わります。避妊薬は多くの重篤な健康上のリスクと関連しており、 その利便性と重大なリスクを酌量することは大切です。

ホルモンの人工的操作がリスクそのもの

大部分の避妊薬、パッチ、膣リング、インプラントにはエストロゲンとプロゲスチンというホルモンの派生物が組み合わせて含まれています。これらのホルモンは本来の生殖系統をだまして次のような効果をもたらすように機能します:

  • 卵巣から卵子を放出させなくする
  • 子宮頚粘液を厚くして精子が卵子を受精させなくする
  • 子宮内膜を厚くし、万が一受精しても卵子が着床しにくくなる

しかし生殖系統は泡の中に浮いているわけではなく、他の身体系統すべてと連動しており、避妊薬は生殖状態よりはるかに多くのことを変性させます。

多くの文献が明かす合成エストロゲンとプロゲスチンのリスク

ホルモン系避妊法のいずれであっても(錠剤、パッチ、膣リング、インプラント等の形態を問わない)使用している方は、合成プロゲステロンや合成エストロゲンを摂取していることを認識することが重要です -- こうした服用物は明らかに最適な健康の害になります。

これらの避妊薬にはホルモン補充療法(HRT)で使用しているのと同じ,合成ホルモンが使用されており、これが文献が豊富にそろっているリスクを生みます:血栓、卒中、心臓発作、乳がん等

実施にHRTが年間に少なくとも1%の割合で閉経後の女性に乳がんを発生させるリスクがあり、プロゲスチンを使用したHRTの場合このリスクが年間で8%まで高まり、4年間服用後はさらに30%まで高まる危険があることを各種の研究がすでに発見しています!

うら若き女性が合成ホルモンを使用し始め15年以上も使用し続けるとどんなリスクが生じるでしょうか?

便利な避妊法の代償として(後半で説明するような自然な方法もある)次のようなリスクが高まります:

がん:避妊薬を服用する女性は子宮頸がんや乳がんさらに肝臓がんのリスクが高くなります。

骨が薄くなる:避妊薬を服用し続けると骨ミネラル密度(BMD)が口避妊薬を使用したことのない女性より低くなる。

心臓病:避妊薬を長期的に使用すると心臓病のリスクを高める動脈プラーク形成を促進する。

血栓死:あらゆる避妊薬は血栓リスクを高めその結果卒中や心臓発作のリスクが高くなります。処方薬に合成ホルモン デソゲストレルが含まれる場合、血栓で死ぬリスクがほぼ2倍に増えます!

筋肉がつきにくくなる:経口避妊薬を使用すると女性が筋力トレーニングをしても筋肉がつきにくくなることが研究により証明されています。

長期的な性機能障害:ピルはテストステロンを利用不能にしているタンパク質に干渉するので、長期的性欲減退や興奮しなくなる等性的機能障害につながります。

偏頭痛

体重増加と情緒不安定

酵母の異常増殖と感染症

最新ホルモン系避妊法でさらに高まったリスク

最新のホルモン系避妊薬2種類—ホルモン放出型膣リングNuvaRingと組み合わせピルYaz及びYasminにもホルモン ドロスピレノンがエストロゲンとプロゲスチンに加えて添加されており、以前の「クラシックなピル」よりはるかに懸念が増しています。

NuvaRingは1月に1回交換する柔らかい膣リングです。エストラジオールとエトノゲストレルというホルモンを放出します。

この後者は「第三世代」プロゲスチン デソゲストレルとして知られており、重篤な健康への影響があることはわかっており、さらに第二世代避妊薬より血栓リスクを2倍高めます。NuvaRingはこのホルモンを比較的多量に放出します。

インプラントをはじめ他のタイプの避妊法にも第三世代ホルモンが含まれています。

最新避妊薬Yaz及びYasmineを摂取した女性が被っている重篤な副作用を理由に4,000件を超す訴訟がバイエルに対して起こされました。最もよくある4種類の副作用は血栓、胆嚢病、心臓発作、脳卒中です。

より安全な方法—8種類の自然避妊法

ホルモン系避妊薬の健康リスクは大きいので他の方法を強くお勧めします。

多くの女性は他の効果的な避妊法に気づかずホルモン系避妊薬を選びます。以下の方法は自然な家族計画そしてバリアー方式を含み、健康を損なわずに効果的に避妊できます。

  • 男性のコンドーム:コンドームは正しく使う限り98%の避妊効果があります。水系のルブなら効果が増しますが、オイル系のルブではラテックスを破損するので使用しないことです。
  • 女性のコンドーム:これは性交前に膣内に入れる薄く柔らかいポリウレタン製パウチで95%の避妊効果があります。女性のコンドームのほうが男性のコンドームより裂けにくいです。
  • ダイアフラム:ダイアフラムは医師が装着するもので精子に対するバリアーとして機能します。殺精子ジェルを使い正しく使用する限り92~98%の避妊効果があります。
  • 子宮口キャップ:この重いゴム製のキャップは子宮口に密着させ48時間まで装着したままもちます。ダイアフラムと同じく医師が装着しなければなりません正しく装着した場合91%以上の避妊効果があります。
  • 子宮口スポンジ:このポリウレタンフォーム製スポンジは性交前に水で湿らせ膣に入れます。これは精液と子宮口の間にバリアーを形成し、精液を把捉し吸収し殺精子剤を放出します。一回の使用につき最大24時間装着しておくことができます。このスポンジは正しく使用する限り89~91%の避妊効果があります。

これらのバリアー方法以外にも、排卵を追跡できる自然家族計画法(NFP)ツールがあります。NFPは妊娠可能な時期をフォローできるので多くの女性は有用であると感じています。

最もよく使われているNFP法:

暦方式:排卵期の性交を避ける。このテクニックは女性の生理周期が極めて規則的なので最適です。但し成功率が75%前後しかないのでこれだけを避妊法とするとまだ妊娠してしまうリスクがあります。これを次の体温法と粘液法と組み合わせると効果が上がります。

体温法:この方法は排卵日を特定するもので性交をその前後数日間控えることができます。この方法では基礎体温(朝起きたときの体温)を毎朝精確な「基礎」体温計で測り、排卵後に起きる体温上昇がわかります。

病気や睡眠不足の場合体温が変わり、この方法自体の信頼度がなくなりますが、粘液法と組合せれば受精可能時期を判断する正確な方法になります。これら二つの方法を組み合わせた場合の成功率は98%になります

粘液法:この方法はエストロゲン濃度が上がるにつれ量が増え質感が変化する膣排出液の変化を追跡します。月経終了後の数日間は一般的に排出液がありませんがエストロゲンが増えるに従い曇ったねばねばした粘液が出るようになります。この排出液が増えて澄み糸を引くようになってくると排卵が間近です。これがねばねばした曇った粘液になったり排出しなくなったら排卵日を経過したことを示します。

ピルその他のホルモン系避妊薬以外にも方法があるので、避妊薬を飲む前にリスク対効果について真剣に検討することを女性にお勧めします。

出典および参考資料
  • FYI Living June 7, 2011
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