後悔

早分かり

  • 後悔は、行動を起したこと、または起こさなかったことのいずれかで区別することができます。行動を起こした時の後悔は、行動を起こさなかった後悔に比べて感情が激しくなる傾向があるのに対して、行動を起こさなかった後悔は長引く傾向があります
  • 人生の最期で最も語られることが多い後悔の1つは、自分に忠実に行動する勇気がなく、他人の期待に応えて行動していたということです
  • その他の人生最期の後悔には、次のようなことがあります:働いてばかりだった、自分の感情を表現できなかった、友達と親交を深められなかった、人生を重くとらえすぎていた、心配事のせいで幸福が少なくなった
  • 大半の男性は、人生の最期に、働きすぎて家族との時間を持てなかったことを後悔すると言います
  • 人生の最期では、多くの人は最終的に幸福とは自分の内部にあることに気が付きます。それは特殊な人生に選ばされたのではなく自分で選んだことであり、後悔により人生を重く考えすぎて、心配事のせいで幸福が少なくなってしまったのです
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他人の後悔から何を学べるか

2018年2月1日 | 501 ビュー |
バージョン:日本語

Dr. Mercolaより

後悔。私たちは、自分の言ったことやしたこと、言わなかったことやしなかったことについて誰でも後悔します。やってはいけないのは、恐怖や不安のせいでチャンスを逃すことです。

後悔はたくさんありますが、多くの人々にとって人生で最大の後悔は、人生の最期を迎えようとしている人のそばにいられなかったことです。つまり、「生活」が忙しすぎて、死を迎えようとする人のそばにいられないことです。

興味深いことに、行動を起したこと、または起こさなかったことのいずれかで区別することができますが(「高校を止めなければよかったのに」または「高校に在籍しておくべきだった」)、行動を起こした時の後悔は、行動を起こさなかった後悔に比べて感情が激しくなる傾向があるのに対して、行動を起こさなかった後悔は長引く傾向があります。

ガーディアン紙のエマ・フロイド氏は、近年、ソーシャルメディアについて、関係性に関するすべてのこと、ワークライフバランスと個人的感情から中毒、病気そして死亡まで、あらゆることを調査しました。もし、ご興味があれば、彼女が受信した何千もの回答のいくつかをご覧になることができます。チャンスとは、そのいくつかの中にある自分自身であると気付くでしょう。

死ぬ瞬間の5つの後悔

以前、緩和ケア担当看護師をしていたボロニー・ウェア氏は、死ぬ瞬間を迎える人々との会話、人生の最期に語られる最大で最も一般的な後悔をもとに「死ぬ瞬間の5つの後悔」という本を書き上げました。その冒頭は、すべての人々にとって最も一般的な後悔から始まっています:

  1. 自分に忠実な人生を送る勇気がなく、他人の期待に応える行動ばかりしていた
  2. 働きすぎたために、子供の成長を見逃し、配偶者との関係を失ってしまった
  3. 自分の感情を表現する勇気がなかった
  4. 友人との親交を深めなかった
  5. 人生を深刻に受け止めすぎて、心配事のせいで幸福が少なくなった

しかし、ウェア氏は、さらに踏み込んで、これらの後悔に対する解決策まで掘り下げました。同じ罠にはまらないための方法はないか。

1つ目の後悔は、他人を喜ばせるために(または既成の基準に同調するために)多くの夢をあきらめてはならないということを思い出させてくれる価値あるリマインダーです。ウェア氏は、「人生の中で自分の夢に挑戦すること、そして少なくともそのいくつかに対して自信を持つことがとても重要です」と述べています。「健康を損なってからでは遅いのです。健康は、それを失ってしまうまで、ほとんどの人が実現できない自由ももたらしてくれます。」

自分の思うままに生きることが、(多くの)後悔なく死ぬための手がかり

事実上、ウェア氏がケアしたすべての男性が2番目を挙げました:働きすぎのため、家族との時間を失ったこと。「私が看護した男性はみな、人生の多くの時間を労働のトレッドミルで過ごしたことを深く後悔していました」と記述し、次のように付け加えています:

「ライフスタイルを簡素化し、その過程で意識的な選択をすることで、思っているほどの収入は必要なくなります。そして、人生にもう少しスペースを作ることで、より幸福になり、新しいチャンスに対してよりオープンになり、そのチャンスは新しい人生に適したものになります。」

4番目は、非常に関連性のあるトピックです。多くの場合、私たちは忙しくすぎて旧友とのつながりを持ち続けることを忘れてしまい、時間の経過とともに疎遠になっていきます。

そして、年を取って孤独にさいなまれます。あらゆる世代で友情を構築することは難しいかもしれませんが、年を取って、健康状態が悪くなり、外に出て社会とかかわる能力が制限されるほど、確実に難しくなっていきます。ウェア氏が言うように、普通は愛や関係性は絶対の真実であり、人生の最期が近づいてきてもその重要性は変わりません。

3番目に関して、ウェア氏は、多くの人が感情を抑え、平穏を保つためだけに黙っていることを選択した結果、多くの人が「彼らが背負ってきた辛さや憤りに関係のある病気を発症しました」と述べています。もし、このカテゴリーに当てはまる人がいたら、ウェア氏の常識的なアドバイスについて考えてください:

「私たちは、他人の行動をコントロールすることはできません。しかし、あなたが本当のことを言うことで生き方を変えたとき、最初はなんらかの反応を示すかもしれませんが、最終的には、その人たちとの関係が完全に新しく健康的なレベルまで向上するのです。あなたの人生から不健康な関係を解き放つかどうかです。いずれにしても、あなたは勝ちます。」

最後になりますが、決して軽んじてはいけないこととして、人生の最期において、多くの人は幸福が自分の中にあることに気づきます。これは、選択であり、特殊な人生に選ばされたのではありません。

「[深く]掘り下げると、彼らはタイミングよく笑い、人生にもう一度ばかばかしさを取り戻すことに憧れています」とウェア氏は記述しており、一度人が死の床に就いたら、他人がどう思うかなどを心配しなくなります。では、まだまだ人生が残っている間に、今、幸福を選んだらどうですか?と賢明な記述をしています。

関係性とセルフケアの重要性

長寿 研究により、ウェア氏のすべて知見が強力に裏付けられています。人々が後悔しているという同じことは、100年間「明白」とされてきたことでもあります。「百歳生きる方法」でインタビューされた人を含む、100歳の人々インタビューや調査では、長寿を支える最も重要な要因のうちの2つが、家族や友人との強力な社会的ネットワークを持つことと、ユーモアのセンスを持ち続けることです。

社会的援助の重要性も、科学的に検証されています。既に発表された研究に対するアメリカのメタ分析 では、強力な社会的援助が、実際に長寿および生存を決定する1番の要因であることが分かりました。社会的援助が死亡率に与える影響は、非常に大きく、体重の影響を抑制し、喫煙の影響さえないものにしてしまうほどです。

フォーブス誌に掲載された2012年の記事 では、人々が報告した25の後悔が挙げられています。ここでは、既に挙げられているすべての後悔以外に、最も大きな後悔の1つは、学校や職場でいじめに立ち向かったことではなく、関わったことです。後から考えたとき、多くの人が、職を失うリスクがあったとしても、人が声を上げて、毅然とした態度をとればよかったと感じます。

現代の非常に多くの人々に関係するであろう後悔の1つは、スマートフォンで時間と注意を使い過ぎることを許してしまうことです。関連して、「子供にもっと多くのことを教えなかった」ことへ後悔があります。落ち葉のかき集め方や、ボールの投げ方、部屋の片づけ方、キャンプやあらゆるその他の活動などを教えればよかった、と。

この後悔のリストでは、「チャンスがあったのに、自分の健康に気を使わなかった」という後悔もあります。確かに、多くの人は何か問題がない限り、または問題が生じるまで、自分の健康に気を使いません。

残念なことに、大半の健康上の問題は、治療するより予防するほうがはるかに容易であるのに、その時まで、あなたは自分の目の前のことをこなすのに精いっぱいです。言うまでもなく、感情や経済的問題、そしてストレスは慢性的な健康上のの問題を引き起こす可能性があります。

人生の最期を迎える時、多くの人がセルフケアを優先すべきだったと思います。希望があるのは、これを読んでいるあなたなら、セルフケアをないがしろにはしないだろうということです。最もシンプルなライフスタイルの行動には、次にあげるような重大な影響を与えるものがあることを忘れないでください:

  • 毎晩、十分な睡眠をとる
  • 毎日歩いて(屋外、自然の中が望ましい)、一日を通じてたくさんの運動をする
  • ストレス解消ために薬や何らかの行動をとる
  • 電磁場への接触を制限する
  • リアルフードを食べる

人生の最期に、大半の人がその瞬間を生きたいと願う

もう1つの一般的な後悔は、その瞬間をもっと生きられないということです。スマートフォンやその他の技術を介した安定した接続性により、時代が進むにつれて、どんどん多くの人が人生の最期にこの種の後悔を経験するでしょう。「今を生きる」ことは、幸福にとって重要な要素であり、感謝の気持ちを持って育つための重要な方法です。また、これらはともに、健康や長寿に影響をもたらします。

もしあなたが、ずっと走っていたら、ずっと前を向いていたら、または過去ばかり見ていたら、感謝の気持ちを養うことは非常に難しくなります。感謝の気持ちには、今を生きること、そして今、目の前にあることに感謝することが必要です。

非常に役立つかもしれない一般的に推奨される訓練は、毎日感謝日記をつけることです。これは、紙の日記帳でもできますし、感謝日記アプリをiTunesでダウンロードすることもできます。

2015年に実施されたある研究では、参加者に感謝日記を付けてもらい、感謝の対象について週に4回内省してもらったところ、3週間後、参加者は鬱、ストレス、幸福感の改善が報告されました。

マインドフルネス日記とマインドフルネスな瞑想で構成されるマインドフルネスを日常生活に取り入れることも同様の改善につながります。人は注目する対象からより多くのことが得られるので、楽しめる思考のあり方で心を豊かにしてください。

あなたの脳は、実際に不安、うつ、イライラまたは怒りを感じさせるハードワイヤーとなり、このような感情がより長く、より頻繁に持続してしまうことがあります。

ロバート・エマソンが「ありがとうの小さな練習帳 幸せを招き寄せる感謝のレッスン26 」で次のように述べています:私たちが行うことはすべて、脳内ネットワークの接続を生み出し、何かを繰り返せば繰り返すほど、この結合が強くなります。心ひとつで脳が持続的に変わっていきます。言い換えると、心によぎることが脳を彫り上げます。」

もし、悲観がぬぐえないなら、感情解放テクニック(EFT) を試してください。EFTは針で使うツボに基づく一種の心理的針です。.これは内面のバランスと癒しを速く回復するために効果的方法で、心から否定的想念を解消するのに役立ちます。下のビデオで、EFTの実践指導者ジュリー・シフマンさんが感謝の気持ちを活用する方法を説明しています。

人生はあなたのものです。生きたいように生きましょう

今回、覚えていてほしいことは次の通りです:もし、現在していること、またはするのを避けていることは、余命が数週間しかなくなった時に後悔の元となります。今すぐ、方向を変えましょう。何年も何十年も待たないでください。結局、時間が無くなって、後悔を詰め込んだバッグを持って旅立つことになります。

あなたの人生はあなた自身のものす。あなたは、この人生を成功に導くことができる唯一の人間です。夢や情熱に従ってください。必要のない荷物や間違った制限など捨ててしまいましょう。人生の最期に、あなたは、他人がどう思っているかなんて、今ほど気にしなくなっていることに気づくでしょう。もし、あなたが普通の人であれば、幸福が実際には、常にそこにある選択肢であることに気付くでしょう。

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