Dr. Mercolaより
「ガンで死亡した半数以上の人は、禁煙、健康的な体重の維持、正しい食生活、活動的な生活、勧められたスクリーニング試験を受けるなど、健康的な選択を行うことで、予防することができたはずです。」
1. ビタミンDの体内濃度を適切に保つ
ガンのリスクを断ち切りたい場合は、日光浴の時間を適切にするとか、安全な日焼けサロンにするとか、あるいはそれが無理なら、適量のビタミンD3のサプリメントを摂ることが必須となります。
最も重要な要素は、ビタミンD血清濃度です。ガンを含め、広範に渡る疾病や症状を予防できるようにするためには、体内のビタミンD濃度を年間で50から70ng/mLのとする必要があります。
日光浴の時間に注意するだけです。皮膚の色が一番淡い色合いのピンクになれば、それで十分です。この状態に到達すると、体は自己調整機構で、それ以上ビタミンDを作らなくなります。これ以上日光浴をしても肌に有害となったり、ダメージとなるだけです。
ビタミンDを服用している場合は、K2不足だと実際に、動脈硬化につながる可能性がある不適切な石灰化など、ビタミンDの有毒症状を起こすため、ビタミンK2も必ず取るようにする必要があります。
2. 過剰なタンパク質の摂取を避ける
大抵の人は、タンパク質を摂り過ぎています。本格的なアスリートであるとか、妊娠しているのでない限りは、除脂肪体重1キログラムに対し1グラムのタンパク質レベルに抑えることを検討してください。ほとんどの成人でタンパク質が100グラム以上必要なのは、普通ではありえませんし、大抵は、おそらくその半分の位の量が必要なはずです。
ほとんどの人が除脂肪体重1キログラムに対し1グラムのタンパク質レベルの抑える場合は、タンパク質の摂取は35から75グラムに制限するとことになります。最も、妊娠女性や集中的に筋トレしている人については、これより25%くらい多いタンパク質が必要です。更に、タンパク質を減らす場合は、その分のカロリーをアボカド、バター、ココナッツオイル、オリーブオイル、ナッツ類、卵などの高品質脂肪である別のカロリーで補う必要があります。
3. 驚くべき健康上の利点がある、生きた食べ物を食べる
もやしは、よく見落としがちな「スーパー」フードです。これらの栄養的側面に加えて、もやし類は手をかけなくても自分で簡単に育つということもあります。わたしは10年から15年前にボール型のジャーで種を発芽させることから始めました。
もやしは、生の果物や野菜よりも最大で100倍の酵素を含むことがあり、体がよりたくさんのビタミン類、ミネラル、アミノ酸、必須脂肪などを口にする食べ物から抽出できるようにしてくれます。
4. 使う洗浄剤を簡略化する
わたしの ガン予防戦略 のトップリストには、常に家庭用化学洗浄剤のような環境毒への暴露をなくすということが含まれています。
カビ類の洗浄剤やエアフレッシュナーは、乳がんと非常に相関性が高いことが明らかです。中でも避けたいと思われる最も懸念となる化学品は以下のものです:
✓ 合成ムスク
✓ フタル酸
✓ 1,4ジクロロベンゼン
✓ テレペン
✓ ベンゼン
✓ スチレン
✓ フェノール
✓ ノニルフェノールエトキシレート(NPE)
✓ ホルムアルデヒド
✓ 石油系溶剤
✓ ブチルセロソルブ
✓ トリクロサン(抗菌剤)
幸い、これらの有毒な市販洗浄剤は、簡単に安全なオプションに置き換えできます。手間いらずで効果的な全天然洗浄剤を作るコツです:
5. 環境により優しい美容製品を使う
ライフスタイルを見直す際に、まず食餌の見直しから始めたい気持ちがあるかもしれませんが、お使いのパーソナルケア製品にも取り組むことが重要です。体に有害な物質を解毒する機会を体内で設けるために、食べたものは血流に入る前にすべて肝臓に運ばれるため、肌に化学製品を付けるのは、本当はそれを摂取することよりもずっと良くないことなのです。
これらをすべてリストアップするのは不可能ですが、最も避けるべき定番は、以下のようなものです:
✓ 硫酸ラウリルナトリウム (SLS)
✓ ムスク類
✓ 水銀
✓ パラベン
✓ 1,4ジオキサン
✓ 鉛
✓ ジブチルフタル酸(DBP)、ジメチルフタル酸(DMP)およびジエチルフタル酸(DEP)
✓ 鉱物油(ミネラルオイル)、パラフィン、およびワセリン
✓ ナノ粒子類
✓ 抗菌剤
✓ ヒドロキノン
これがパーソナルケア製品になった場合に適用したいルールがあります。食べないのであれば、体にも付けない、ことです。理想的には、製品にUSDA認証のオーガニックシールが付いているか確認した方がいいでしょう。自分だけのパーソナルケア製品を作ることもできます:
6. こびりつかない調理器具を捨てる
PFOA (ペルフルオロオクタン酸) および全フッ素置換化合物(PFC)は、油耐性食品の包装や汚れにくい衣服などに使用されます。これらは様々な名前が付けられていますが、中でも怪しいのは、「こびりつかない」あるいは「シミや油をはじく」アイテムで、一般的には、最も避けるべきであるフッ化物含浸塗布した類のものです。
✓ >こびりつかない調理器具(セラミックやガラス製品を代わりに選ぶ)
✓ 電子レンジ用ポップコーン
✓ 脂っこい食品の包装(紙やボール紙製の包装を含む)
✓ 汚れにくい衣服
✓ 難燃剤や難燃剤の入った製品
✓ シミの付かないカーペット、および繊維シミ防止
7. きれいな浄水を飲む
もし、塩素もしくはクロラミンで処理された都市用水を引いている場合、これらの消毒剤が、水源中の植生を腐食した天然有機物と反応した時、有毒な消毒副生成物(DBP)を形成します。DBPは、塩素の100倍以上の毒性を持ち、水中にあるその他のどの毒素や汚染物質の中でもフッ化物や正体不明の薬剤などを合わせても、DBPは、最悪の部類に入る可能性があります。
トリハロメタン(THM)として既知の、DBPでは最も典型的な一つは、ガングループB発ガン物質であり、つまり動物実験でガンを発現したことが確認されています。DBPは、濃度が低いものであっても、自然流産、死産、および先天性奇形など、動物とヒトの両方の生殖の問題にも関連しています。全家ろ過システムは、塩素、クロラミン、アンモニア、DBPおよび水源(風呂、シャワー、水道)から出るその他の汚染物質を除去したい場合の最良の選択肢です。
現時点で全家ろ過システムのリソースがない場合は、他にいくつか試せる方策があります。FindaSpring.comで、少ない費用で、清浄なクロラミンフリーの飲料水を入手できる地元の湧き水が特定できます。また、こちらもお試しください:
8. 有機で地元で収穫された食物を選ぶ
多数の殺虫剤や除草剤は、潜在的に発ガン性があり、従来方式で育成した製品や動物製品を食べた時にこれらに暴露されることがあります。殺虫剤や除草剤には、EPAがヒトに対して推定発ガン性、もしくはヒトに対して発ガン性の可能性があると分類されたものもあります:
✓ クロルデン
✓ ヘプタクロル
✓ テトラクロルビンホス
✓ カルバリル
✓ プロポクスル
✓ リンデン
✓ ジクロルボス
✓ ホスメット
✓ ペルメトリン
答えは、もちろん有機生産製品や有機栽培、放牧動物製品などであり、化学品や rBGH (遺伝子組み換えをした成長ホルモン で通常牛乳に見られる)などの、その他の潜在的に発ガン性製品を使わずに育ったものです。
従来方式で育った果物や野菜は、許容濃度外の殺虫剤残余物で汚染されていることがよくありますが、動物製品を食べた時にもこれらに暴露されます。密閉式飼料給じ運営(CAFO’s)で飼育された動物は、殺虫剤がいっぱいの餌を食べ、これらの毒素が動物の肉や脂肪に生存している期間に渡り蓄積します。工場式農場畜肉を食べると、その肉に蓄積された殺虫剤を食べることになります。
青果については、信頼できる果物や野菜の方が他のものよりももっと汚染されている傾向があります。これは、単にこういった青果がずっと害虫に感染しやすいため、大量に薬剤を散布されているからなのです。
発酵食品中に産生される有益バクテリアの中には、 有機リン系殺虫剤を解毒するのに役立つことが分かっているものがあるため、発酵食品もここでは同様に有効です。
9. 缶詰食品はパス
内分泌撹乱化学物質で、その他の健康問題の中でも、ガンや生殖器および胎児発達不全に関連しているビスフェノールA (BPA) を回避する一番の方法は恐らく、缶詰食品をやめることでしょう。
家中にあるBPAへの暴露をなくすための10のコツはこちらです:
✓ ガラス製の哺乳瓶や幼児用の食器のみを使う
✓ プラスチック製やスタイロフォーム製のマグカップよりも、ガラス製、陶磁器あるいはステンレス製の旅行用マグカップを使うようにする
✓ プラスチック製のお皿やカップは捨てて、ガラス製のものに置き換える
✓ サランラップの使用をやめる(そしてサランラップをかけて電子レンジで調理しない)
✓ プラスチック製のおもちゃの代わりに赤ちゃんには天然布製のおもちゃを与える
✓ プラスチック製の調理器具を使うことを選んだ場合は、少なくとも古くなって、すり切れたようなものは廃棄して、食品の中に化学物質が浸出する原因となるため、調理器具を皿洗い器に入れたり、クレンザーの入った洗剤では洗わないようにする
✓ 食品や飲料水は、ガラス製の容器に入れて保存する
✓ ボトル詰めされた水の使用をやめ、代わりに自分で逆浸透膜フィルタを使ってろ過する
✓ 電子レンジを使いたい場合は、プラスチック製の容器に食品を入れて電子レンジで調理しない
✓ フィッシャーシーラントを自分の歯や子供の歯にに塗布させる前に、歯医者にシーラント剤にBPAが含まれていないのを確認してもらうよう頼む
10. 電子レンジを捨てる
もし、プラスチック製の容器に入れて電子レンジで調理している場合、潜在的にガンの原因となる化学物質を自分の食品に浸出させる割合を促進しているようなものです。加えて、電子レンジは、人体や自然界には見られない、放射線分解生成物と呼ばれる、新たな化合物を作り出しています。これらの合成物が人体にどう作用するのかまだ分かっていません。
更に、 熱作用と呼ばれる、有害な摩擦熱効果に加えて、 非熱伝導性効果もあり、これは測定が容易でないため、ほとんど把握されていません。これらの非熱伝導性効果は、細胞や分子の変形や劣化に相当関わりがあることが疑われています。例を挙げると、電子レンジは、細胞膜を脆くするための遺伝子改変技術の分野で利用されます。科学者は実際に細胞をバラバラに壊すために電子レンジを使うのです。分割された細胞は、簡単にウィルス、真菌類やその他のバクテリアなどの餌食となってしまいます。
必要なのは、次のように、ほんの少しライフスタイルを調節するだけです:
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