ブルーLEDはあなたの脳を明るくする

ブルーLEDライト

早分かり -

  • 夜間、LEDバックライトのパソコンスクリーンを見つめることで、メラトニンの生成と眠気が抑制されます
  • LEDは、実質的に何の益もない赤外光と、活性酸素種(ROS)を生成する過剰な青色光を有し、視力や全般的な健康に有害です
  • LEDライトはまた、ミトコンドリアの機能障害を悪化させ、代謝障害からガンなど慢性的な健康障害を引き起こします
文字サイズ:

Dr. Mercolaより

相対的に言って、人間が日昇、日没とともに目覚めて寝ていたのはそれほど昔のことではありません。

近代的な人工照明の発明によって、私たちは24時間体制で生産することが可能になりましたが、照明がなければ暗闇のはずの中で、私たちの身体は、光の猛攻に適応しきれていません。

人間は長い間、炎の輝きと共に生きてきました。炎が出す黄色、橙色、赤色の波長は、白や青のような他の波長の光が持つ有害な影響(メラトニンの生成抑制など)を持たないようです。

ブルーライトは、太陽が明るく、頭上にあるとき優勢ですが、とりわけ問題が深い光です。目の中の光受容体や光感受性細胞は、ブルーライトを追跡します。その結果、脳の視床下部にある小さな領域である視交叉上核中で異なるプロセスを引き起こします。 

このプロセスの中で、「ブルーライトが多いときには覚醒を促進するためメラトニンの生産を止めよ」という指令が松果体に伝えられます。太陽が沈みブルーライトが減少すると、メラトニンの生成が増え、眠りにつくのを助長します。

ブルーLEDライトの導入

私たちは、前例のない光の実験の真只中にいます。それは、一般的に人工光の使用が広がったためだけはなく、ここ20年間、強力なブルーLED(発光ダイオード)ライトが、スマートフォン、パソコン、薄型テレビなどの電子機器に追加されたためでもあります。

LEDライトは、白熱電球やコンパクト蛍光灯(CFL)を含む従来の照明技術に急速に取って代わっています。それには正当な理由があります。LEDは他のタイプの照明と比べてはるかにエネルギー効率が良く、長持ちし、優れた照明品質を生み出すためです。

米国エネルギー省(DOE)によると、LEDライトは、白熱電球よりも75%以上少ないエネルギー消費で、25倍も長持ちします。

LEDを使用しない場合と比較して、米国でLEDが普及すれば、2027年まで毎年44の大規模発電所と同等の電気出力が節約でき、合計で少なくとも300億ドルの節約になると、DOEは推定しています。LEDは、白熱電球とは次の3つの重要な点で異なります。

  • 白熱電球やCFLに比べると熱をほとんど出しません。白熱電球やCFLは、熱としてそれぞれ90%と80%のエネルギーを放出します
  • LEDは特定の方向に光を放射するため、非常に効率的になり、リフレクタとディフューザの必要性が減ります 
  • LEDには赤、緑、青の混合光が含まれていますが、通常は合成されて白色光になります。この光は、黄色と赤色の光をより多く含む白熱電球より明るく、白く、青い光となります

「白色」LEDライトは、とても明るく、エネルギー効率が良いので、米国の自治体の約10%がそれを街灯に使用し、さらに多くの自治体がそれに続こうとしています。残念なことに、こうした変化が起こる中で、新しい一連の潜在的問題が発生したのです。

ブルーLEDで照らされたスクリーンは、あなたの脳を混乱させます

夜間、あなたの脳が青い光を「見る」と、混合したメッセージが積み重なって、重大な健康問題を引き起こし、そして、この問題は拡散する可能性があります。というのも、全国睡眠財団(NSF)の調査で分かったことは、調査の回答者のほぼ全員が、毎週少なくとも数夜は就寝前1時間以内に、TV、パソコン、携帯電話やその他の電子機器を使用していたからです。

たとえば、2011年には、LEDバックライト付きパソコン画面への夕方時のばく露が、24時間周期の生理に影響を与えることを、研究者たちが見出しました。13人の若者は、夜間に5時間LED照明スクリーンを見続けた結果、メラトニン生成と眠気がともに著しく抑制されました。 

別の研究は、「発光ダイオードからのブルーライトが、ヒトにおけるメラトニンの用量依存的抑制を誘発する」と明らかにしました。 

夕方2時間タブレットを見るだけでも、あなた身体が持つこのホルモンの夜間の自然な上昇を抑えるのに十分なのですが、それを4時間まで伸ばすと眠気が減少し、眠りに入る時間が伸びます(約10分)。同じ時間、紙の本を読んだ人に比べて睡眠の質も低下します。

LEDで照らされたエリアを通って車で家に帰ることさえも、あなたの体内時計を不調にするかもしれません。米国医師会(AMA)の2016年の年次総会で、AMAは、「高輝度[LED]街灯が持つ人や環境への有害な影響を減らす」方法に関する新しい指針をコミュニティ向けに発表しました。

AMAは、従来の街路灯よりも、白いLEDライトが24時間周期の睡眠リズムに「5倍大きい影響を及ぼす」と指摘しました。それは翻って、睡眠や睡眠関連条件に問題をもたらす可能性があります。

AMA理事会メンバーであるMaya A. Babu博士は、「エネルギー効率という利点にもかかわらず、LEDライトは、街灯として使用すると有害になる場合がある」とニュースリリースで述べています。彼女は、コミュニティにおける明るい夜間照明が次のような事項に結びついていることを発見した「最近の大規模調査」に言及しました。

  • 睡眠時間の減少
  • 睡眠の質への不満
  • 過剰な眠気
  • 昼間の機能障害
  • 肥満

LEDライトは、視力や内分泌系などに有害の可能性があります

LEDには、睡眠への影響以外にも、十分に評価されていない大きな欠点があります。  

光生物学の世界的な専門家であるAlexander Wunsch博士は、LED照明の隠れた危険性を共有しています。隠れた危険性とは、実際はそれが日常的に被ばくしている最も重要な外来の電磁放射線被ばくの一つかもしれないということです。

こうした新しい知見を無視するつもりなら、長期的には重大な結果を持つ可能性があります。つまり、それは 加齢黄斑変性症(AMD)ももたらす場合があり、米国では高齢者の盲目の第一の原因となっています。

要するに、LEDは事実上赤外線が全くなく、過剰なブルーライトがあるので 活性酸素種(ROS)が生成され、その結果、LEDはあなたの目や全般的な健康に有害なのです。

その他の健康上の問題は、ミトコンドリア機能障害がLEDライトによっても悪化させられていることにも原因があり、問題は代謝異常からガンまで幅広い範囲に及びます。Wunsch博士は次のように説明します。

「青色はスペクトルの可視部分で最も高いエネルギーを有し、酸化ストレスの元であるROSの生成にかかわる。ブルーライトは、組織内でROSの原因となり、そのストレスは、LEDには存在しない近赤外線でバランスをさせる必要がある。

私たちは、ブルーライトからの再生をもっと必要とするが、スペクトルの再生部分は、青の部分(短波長)の中には見つからない。再生部分は、長波長部分や赤色、近赤外線に見つかる。

従って、組織再生や組織修復は、LEDスペクトルには存在しない波長の結果なのである。

私たちは、短波長部分のストレスを増加させ、長波長部分の再生と修復を減らしてきた。それが問題なのである。私たちは、自然界にそのような質の光をもっていないからだ。それは、後難をもたらす。ストレスが網膜に問題をもたらし、内分泌系に問題を起こす。」

デジタルスクリーンをもっと健康的なものにする方法

パソコン画面について、Wunsch博士は、夜間だけでなく、日中でも相関色温度を2,700 Kにまで下げることを提案しています。多くの人がf.luxを使ってそれを実現していますが、私は、Ben Greenfieldが紹介してくれた22歳のブルガリア人プログラマーのDanielが作成した、ものすごく優れた代替手段を見つけたので、あなたはとても驚くことでしょう。

Danielは、この記事の情報のほとんどをすでに知っているまれな人々の一人です。従って、彼もf.luxを使っていたのですが、制御にとても不満を抱いていました。彼は、メーカに連絡しようとしましたが、返事はありませんでした。そこで、自分でずっと優れたIrisという代替品を製作したのです。それは無料ですが、2ドルの寄付を払って、Danielに報いたと思うでしょう。あなたは、2ドルの Irisソフトウェアをここで購入できます。OLEDスクリーン技術も、従来のスクリーンよりも優れた開発品でしょう。

「OLED技術で、ディスプレイを見るあらゆる角度で色が本当に安定するか確信はない。」とWunsch博士は言います。「しかし明らかに、黒が本当に黒であるスクリーン技術を持つならば、あなたが目で受ける放射線は少なくなす。OLED技術はそれを提供できる。

つまり、黒と白の高コントラストでは、TFT(薄膜トランジスタ)スクリーンや標準スクリーンの黒の部分は本当には、黒ではない。その部分も、短波長の放射線を放出している。ところが、OLEDスクリーンは、光が見えるところしか放射線を放出しないので、黒い部分には、光が全くない。このことは、見る角度に問題がない限りは、望ましいだろう。」

あなたの健康、視力を守るために、白熱灯に固執する

LEDは、他の点で有用な技術でも、私たちの健康を妨害する場合があるという好例です。しかし、知識があれば、私たちは事前に害が発生するのを抑えられます。要するに、昼も夜も、私たちは本当に、ブルーライトへの被ばくを制限する必要があるということです。そこで、夜の使用には、LEDを透明な白熱電球か、直流で点灯する低圧の白熱ハロゲン灯に取り替えましょう。

私はまた、日没後は、たとえ白熱電球を使用していても、青色をブロックするメガネの着用を強く勧めます。こうした対策をしないと、LEDや電子スクリーンからの過剰なブルーライトを浴びることになり、あなたの身体は、ROSを作りすぎ、メラトニンの生成が減少します。両者は、松果体と網膜の両方で起こり、後者では修復と再生が妨害されるので、視力の劣化が加速するのです。

「もう一度強調すべき点は、私たちが心配すべきなのは、太陽から来るブルーライトではないということである。それは、単一の高エネルギー可視光(HEV)であるブルーライト、冷たいエネルギー効率の高い非熱的な光源から来る光である。これが問題を引き起こすのであって、有益な近赤外線スペクトルを持つ言わば自然のカクテルの中にある長波長と共に来るような青色ではない。

非熱的な光源から来る光もどきが、問題を起こすのであり、そうしたトロイの木馬を避けるためには賢明でなければならない。そうした光を安全にしたいなら、ろうそくにとどまり、白熱灯を使い続けるべきだ」と Wunsch博士は言います。

その他の健康な明かり

ろうそくは、白熱電球よりもずっと優れた光源であり、電気が関与していないため、私たちの先祖が数千年にわたって使用してきた光なので、私たちの身体は既にそれに適応しています。唯一の問題は、古いろうそくの使用には非常に注意が必要ということです。たいてい毒性があるからです。

ご存知かもしれませんが、今日利用できるろうそくの多くは、毒素でいっぱいです。特に、パラフィンろうそくはそうです。パラフィンは、原油をガソリンに精製するときにできる石油副産物だと知っていましたか。さらに、燃焼の安定性を増加させるために既知の発がん物質や毒物が多く添加されています。しかも、芯に鉛を添加する可能性や煤の肺への侵入は別問題です。

問題を複雑にしているのは、パラフィン製と大豆製のろうそくとも、毒性のある染料や香料で汚染していることです。大豆製ろうそくの中には、大豆は少量しかなく、多くの他の添加物でできたものや、GMO大豆を使っているものもあります。露出は時間に対して指数関数的に増えるものにもかかわらず、少量の毒素への露出はOKであるという奇妙な考えがあるようです。

私のろうそくは、非GMOの大豆が原料で、有害な煤や煙を出さずにきれいに燃えます。また、その大豆は米国産で、持続可能かつ再生可能です。また、全く染料を使っていせん。このろうそくの中の大豆は、動物実験をしておらず、除草剤や農薬を使っていません。

それはまた清浄で、100%天然、自然生分解性でもあります。私の使う香料はすべて身体に安全、フタル酸エステルやパラベン無添加、カリフォルニア州のプロップ65成分は全く含まれていません。芯は、天然植物性ワックスでコートされた単に平らな編組綿、セルフトリミングなのでカーボンの蓄積を減らせます。

サークル・オブ・ライフ・ファームの天然の良質大豆のキャンドルを楽しみ、簡単な燃焼指示(キャンドルの蓋の内側)に従うと、約70時間以上の燃焼時間が得られます。すべてのろうそくは、愛情あふれる手作り品。あなたがクールで清潔な燃焼を楽しむと共に環境と自分の両方に優しい製品です。

オンラインで健康なろうそくを探すことができますが、良ければ、私が次のサイトで発見したものを試すこともできます。 www.circleoflifefarms.comこれはアフィリエイトリンクではなく、私はこれらのろうそくについて手数料をもらいません。私はただ私の家で使っているろうそくから恩恵を受けるかもしれないと思うだけです。