シナモンの健康への驚くべきメリット


シナモンバー

早分かり -

  • シナモンは疼痛を軽減し、筋肉や関節の硬直を和らげるのを助ける可能性がある強力な抗酸化剤です
  • シナモンは脳の機能を一段と活発にし、減量に役立ち、血糖の制御に役立つ可能性があります
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Dr. Mercolaより

体を温める香辛料シナモンは料理、医薬、自然な保存料としての機能があるので、大古の時代より高く評価されてきました。漢方医学の父、神農がB.C.約2800年に初めて記述したように、古代エジプト人はシナモンをミイラ化工程の一環として使用していました。

A.D.一世紀には、欧州人がこの香辛料を高く評価し、銀の15倍も支払ったほどでした。シナモンは実際にはシナモンの木の茶色の樹皮です。棒状(あの乾燥した「スティック」)または粉末に挽いた状態で販売されています。

エセンシャルオイルを豊富に含むシナモンにはシナマルデヒド、酢酸シナミル、シナミルアルコールを含む有効成分が含まれ、これらの成分は多くの治療上のメリットの一部に効果があります。

7 シナモンをより多く摂取するとよい驚くべき理由

シナモンは朝のコーヒーや紅茶に入れるほんの少量よりも遥かに多くを消費するとよい理由が存在します。シナモンが抗酸化性防御を強化することは周知であり、大腸菌(E. coli)その他多くの細菌を滅菌することも知られています。抗炎症成分は疼痛を軽減し、関節炎による筋肉や関節の強張りを和らげるのに効果があります。

尿道炎症、う歯、歯茎の疾患を予防する効果があるほか、血糖制御にも役立っています。シナモンを通常の食事により多く取り入れるとよい七大理由には次が挙げられます:

  1. 炎症の軽減
  2. シナモンは一部にはシナマルデヒド成分のおかげで抗炎症効果があります。専門誌Molecular Biologyに公表された研究によると、慢性炎症はアルツハイマー病、パーキンソン病、多発性硬化症、脳腫瘍、髄膜炎を含む多くの神経系萎縮疾患の発症に大きな役割を演じています。

    アジアでは、香辛料が日常消費されており、一部の神経系萎縮疾患の発症率は米国より遥かに低いです。

    前記の研究によると、シナモン(その他ウコン、唐辛子、黒胡椒、チョウジノキショウガ、ニンニク、コリアンダーを含む)は炎症経路に照準を当てて効果があり、この際神経系萎縮疾患を予防するのに役立つ潜在的効果があります。

  3. 脳機能の躍進
  4. 2004年に年次化学受容科学学会で発表された研究によると、シナモンの香りは脳の機能を飛躍的に活発化します。

    シナモンを嗅いだ(またはナモン風味のガムを噛んだ)参加者は、注意力プロセス、仮想的認識の記憶力、作業記憶、視覚運動の応答スピードに関連するタスクでの得点が改善していました。シナモンの香りは認識機能の増進に関してはペパーミントとジャスミンより効果が優れていました。

  5. 減量に役立つ
  6. シナモンは血糖濃度を下げ、インスリン感作を強化します。肥満及び健全な体重の人の場合、シナモンは食後ブドウ糖応答値(食事の後血中に存在する糖分の濃度)を下げるのにも効果があります。

    血糖値の突発的増加を制御することに役立つので、シナモンは空腹と体重の増加に有利な効果を持つと考えられます。コロンビア大学の医学研究ディレクターで医学修士の栄養学者タラ・オストローウは、The Express Tribune誌に次のように語っています:

    「シナモンは真に新たな痩せるための食品です。科学者は、シナモンが血糖濃度を下げ、インスリン感作を改善するのに役立つことはすでに認めています。脂肪分に貯蔵される糖分が少ないほど、減量に関しては身体のためにより効果があることになります。」

  7. 喉のあれや咳を和らげる
  8. シナモンスティックをお湯に浸すと、粘液と呼ばれる水溶性繊維質を含むシナモン溶液ができます。これが喉に被膜を形成し滑らかにしてくれます。

    シナモンはまた、特定の喉の痛みによいと考えられる抗菌効果もあるほか、温める特性は血流と血中酸素を増やし、感染と戦うのにも役立ちます。伝統的漢方医学によると、シナモンは痰を伴う咳を抑える効果があります。

  9. 抗がん性特性
  10. シナモンに含まれるシナマルデヒドは大腸癌細胞を消滅させる可能性があり、人の肝臓癌細胞に対しても効果がある可能性があります。ジョーッジ・メーテリアン財団による報告によると次のようなことも判明しています:

    「含有される独自のエセンシャルオイルに加え、シナモンは繊維質と微量のマンガン鉱物の優れる採取源であると同時に、カルシウムの摂取源でもあります。

    シナモンに含まれるカルシウムと繊維質の組み合わせは重要な点で、これは数種類の体内状態を防止するために効果があります。

    カルシウムと繊維質ともに胆汁塩に結合しやすく、胆汁塩を対外へ排出するのに役立ちます。胆汁を除去することによって、繊維質は大腸細胞に対して特定の胆汁塩が及ぼすダメージを防止するのに役立ち、従って、大腸癌のリスク軽減に役立ちます。」

  11. ADHDの症状軽減効果
  12. ADHD(注意欠陥多動障害)を持つ子供のうちリハビリと平行してシナモンのアロマテラピーを受けた子供の症状は大きく減少しました。

    初心者には、シナモンを見せて、やる気と成果を上げ、運転中にフラストレーションと心配を軽減し、ADHDの症状に対するメリットの一部を説明することができそうです。

    さらに、ADHDを持つ子供は酸化ストレスが増大していることも証明され、シナモンはこのストレス解消のために役立つ可能性がある強力な抗酸化剤です。

  13. 糖尿病の支援
  14. シナモンは、2型糖尿病患者の空腹時血糖濃度を含む血糖濃度を下げる効果があることが判明しています。別の研究では、香辛料が糖分代謝率を約20倍改善し、血糖コントロール能力を大幅に改善することが判明しています。

    シナモンに含まれる「インスリンに似た」効果がある生体反応成分のおかげで2型糖尿病患者に対してはインスリンの代替物として投与することも潜在的には考えられることが以前報告されています。

    興味深い点として、シナモンは異なるレベルで作用することによって血糖を下げます。シナモンは胃が空になるのを遅くし、食後の血糖値急増を軽減してインスリンの効果すなわち感作を改善します。

    また別の研究は、シナモンを消費する(毎日約2gを12週間)と血圧が改善され、2型糖尿病がよく管理されていない患者の血圧と脂質特性を改善します。

脳の健康にもよいシナモン

認知機能を潜在的には急上昇させることに加え、シナモンに含まれる二種類の成分シナマルデヒドとエピカテキンはτと呼ばれる特定のタンパク質の集合体を阻害する効果があります。τはニューロンの構造と機能のために大きな役割を担っています。

しかし、セル構造の通常の部分でありながらも、このタンパク質は堆積し始める場合があり、アルツハイマー病の特徴である「神経線維の縺れ」に至ります。両方の成分ともに機能障害につながる酸化障害からτを保護することが判明しています。

2型糖尿病とアルツハイマー病の間には高い相関性が存在することに注目してください。アルツハイマー病が脳の糖尿病の一形態ではないかとさえ考える人もいます。脳内のインスリンとインスリン受容体は学習と記憶のために重要であり、これらの成分がアルツハイマー病患者では低いことが知られています。

すでに説明した通り、上記の発見に加え、シナモンは2型糖尿病の血糖濃度管理にメリットがあることも判明しています。

胃腸の不調にメリットがあるシナモン

ドイツのE委員会は、以下を含む、各種の胃腸状態にシナモンを使用することを認可しました:

  • 食欲不振
  • 消火不良
  • 膨満感
  • 鼓腸

米国植物協議会(American Botanical Council )によると以下のメリットもあります。「シナモンの樹皮煎じ茶に関するドイツ規格営業許可証には、膨張、鼓腸、胃液分泌が減少したために起こる軽度の痙攣様胃腸不調等の感覚を含む症状を効能の及ぶ対象に含めて記載されています。フランスの場合、シナモンの幹は伝統的に、消化不良、機能性無力症[虚脱感]といった症状の処置や体重増加し易くするためにも利用されてきました。」

上記の通り、シナモンは世界中で信じがたいほど昔から伝統的に使用されています。シナモンは抗菌(バクテリア)、抗カビ、抗細菌、抗ウィルス、抗酸化性の特性があるので、東洋医学でも西洋医学でも「数千年間」使用されてきました。米国植物協議会はシナモンが伝統的に多様に使用されてきたことについて報告しています。

「民衆医療での[シナモン]用途には、息切れ(呼吸の短縮化、気道、心臓、肺の重篤な疾患により引き起こされる呼吸困難)、目の炎症、「冷感症」、ED、神経痛、リューマチ、歯痛、創傷などが含まれます。舌の痙攣の軽減や有毒性昆虫類に刺された場合やニキビの処置用に皮膚にも使用されてきました。

インドのアユルヴェーダとウナニ医学では、シナモン樹脂油は鼓腸、消化不良、新陳代謝不良、小腸管炎症、消化性潰瘍、嘔吐、痔核、ED、寄生虫、口内乾燥、渇、鼻炎/副鼻腔炎、神経鎮静剤が原因で起きる急性疼痛、血液異常、結節潰瘍、サソリに噛まれた時、歯痛の処置洋に単回使用薬物として使用されています。シナモンの葉オイルはリューマチと炎症要に外用薬として使用されてきました。

アユルヴェーダ医学でも、樹皮内側の粉体は口腔や喉の疾患、口内乾燥、渇、膀胱疾患、痔核、寄生虫、鼻炎/副鼻腔炎、心臓病の処置要に指定されています。シッダの医学においては、樹皮内側の粉体は、全ての種類の毒素や有毒物、赤痢、消化不良/鼓腸を伴う胃腸異常による疼痛、喘息の処置に使用されます。

ウナニ医学では、シナモンの樹皮内側の乾物は、糞尿形成、性的衰弱、カビによる感染、癜風、口臭、喘息の完全な抑制に使用されています。」

米国ではシナモンはシナモンロールやシナモントースト(これらのみシナモンでは周知の健康へのメリットを打ち消してしまいます)等ペストリーと通常は関連づけられますが、シナモンを有機生ヨーグルトや乳清等の健康的な間食にも添加することができます。シナモンはカレー、サラダのおかずを含む味わい深い料理や当然のことながら、紅茶に添加するとよく頂き易くなります。ティースプーン1杯のシナモンをティースプーン4杯の挽きたての麻の実、スライスしたバナナまたはグリーンアップルと混ぜ合わせるだけで、おやつを手軽にいつでも作れます。このおやつは健康な脂肪酸が豊富にある甘菓子で、抗酸化剤でもあり、シナモンのメリットを全て摂取することができます。