「自分で管理する健康づくり」でゲームチェンジを起こそう

Dr. Mercola

早分かり -

  • 伝統医学は、病気の診断には大変優れていますが、処置の手法となると優れているとはとても言いがたい状況です。症状に対処するだけで、原因そのものを治療するものではなく、毒性のある薬剤が処方されます。
  • 病気の原因を治療できて、安全かつ安価で、薬剤に替わる方法があります。健康を取り戻し、病気を治療するには、食生活を正し、適度に運動し、生活習慣を改善することが不変のテーマです
  • 過去18年にわたり、私たちは世界中の何億人もの人々へ、命を救うメッセージと共に健康改善の情報をお届けしてきました。
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Dr. Mercolaより

このウェブサイト(www.mercola.com)は、18年前の1997年、私が人生で最も情熱を注いできた2つの要素「健康」と「テクノロジー」を融合して創設されました。それ以来、「ナチュラルヘルス」に関する刺激的かつ新しい進歩を、より多くの人々と共有する事が私の使命となりました。

おかげさまでこの11年間、ナチュラルヘルス関連のウェブサイトでは、世界で最もアクセスの多いサイトとなっています。

皆様の誠意あふれるサポートのおかげで、徐々にではありますが、私たちの考えを世界に意識づけできていると確信しています。従来型の医療が致命的な欠陥だらけであること、病気の治療には薬剤を使用するのが最良で、健康に良い方法を一番分かっているのは政府であり、健康になるための選択肢の決定権を政府が持つべきだという考えは間違っています。

最近完成したばかりの未公開のビデオをご紹介します。このビデオでは、現在の私へ導いた健康への道のりについて、哲学と提言と共に皆様にお伝えします。

経験を通して学ぶということ

経験は計り知れない教師です。私が日々話ししている内容は、ほとんど私自身が健康になろうと努力した際の経験から生まれ、学んだことです。もちろんその中で多くの失敗を重ねてきましたし、虚偽の情報に翻弄されたり、従来型の薬剤に対する困惑もありました。

多くの人がそうであるように、私は朝食にシリアルを食べて育ちましたし、マーガリンは健康食であると完全に信じていました。食事は炭水化物や糖分が多く、脂質が少ないもので、まさかそれが長い間悩まされてきた虫歯の原因になるとは思いもしませんでした。

大人になった私の口の中はアマルガムの詰め物でいっぱいになりました。アマルガムの事実(実に50%もの水銀を含むこと)について知った私が、シカゴで開催されたヘルスフリーダムエキスポ(健康博覧会)で「水銀フリーの歯科医療を求める世界連盟」の代表であるチャーリー・ブラウン氏にお会いできたのは、2009年のことでした。

そのイベントで私は彼に、水銀の有害性に関する認識を歯科業界に広め、歯科での水銀の利用を撲滅するお手伝いをしたいと申し出ました。

この連携は功を奏し、2013年10月10日、チャーリー・ブラウン氏が主導した歯学界水銀廃止キャンペーンの多大なる功労により、この有毒金属の使用を規制する国際協定が正式に調印されたのです。

この協定は「水銀に関する水俣条約」と名付けられ、2020 年までに水銀を含む製品の製造を停止していくものです。

この協定により、即時発効のもと各国におけるアマルガムの使用を減らすことが義務づけられ、世界中から歯科でのアマルガムの使用を廃絶する動きのスタート地点となりました。

それ以来私は、グラスルートヘルス、フッ素アクションネットワーク、国立ワクチン情報センター、責任ある技術者協会、有機消費者協会といった、真の健康支持者や教育者である様々な組織や研究機関とパートナー関係を築いてきました。

彼らと連携して、私たちはヘルスリバティという非営利グループを立ち上げ、健康の重要性や食品の安全性、インフォームドコンセントの問題などに関する基礎知識の向上に献身してきました。

私を医学の世界へ導いた生涯続くエクササイズへの情熱

読むことへの情熱を私に教えてくれたのは母です。1968 年、私はケン・クーパー博士の「エアロビクス」という本に出会ったのが、私のエクササイズ人生のきっかけです。この47年間、数日休む以外は、ずっと定期的なエクササイズを欠かしたことはありません。

クーパー医師は実際、NASAの宇宙飛行士のための運動プログラムを考案しましたが、無重力空間における飛行士の体力を保つこと以外で注目されることはなく、エクササイズは地球上では、あまり好意的に受け止められませんでした。

私がジョギングを始めた頃は、よく物を投げつけられたものです。犯行現場から逃走中の不審者だと思われてしまったからです。60年代には、「用もないのに」走るなんて考えられなかったのです。

人類が初めて月面着陸を成功させたとき、私は高校1年生でした。ご多分に漏れず、この出来事に私も心をつかまれ、将来は宇宙飛行士になると決意しました。そこで、一番の近道は空軍士官学校に入学することだと考えたのです。

残念ながら、士官学校への道は険しく、私は工学の勉強を続けました。後に、医大予科に学部を変更しました。その主な理由は、エクササイズと健康に夢中だったからです。医大に入ってまもなく、一人の教授が、「今君たちが学習している内容のほとんどは、卒業する頃までには時代遅れになっているはずだ。」と言いました。

我々が受けた教育の本質は、学ぶ術を我々に教えていました。その考えは、ずっと私の心の中にあります。もう何でも知っている、もう学ぶ事はないとおもうレベルに達したとは一度も思ったことがありません。本質的に、生涯学生で有り続けなければならないことを医大で学びました。そしてその考えは非常に役に立っています。残念ながら、多くの医者はそのことに気づかず、時代遅れの医療に凝り固まった治療をしてしまうのです。

栄養素とその薬効

伝統医学は、病気の診断には大変優れていますが、処置の手法となると優れているとはとても言いがたい状況です。症状に対処するだけで、原因そのものを治療するものではなく、毒性のある薬剤が処方され、もともとの症状よりもさらに危険な症状が出てしまう事も多くあります。

栄養素を治療の一環として使うことができると発見したことはまさに革命でした。健康や治療に対する考え方が180度替わりました。私は、医学書も一般書も関係なく読みあさり、治療に役立つ情報を得ようと、数々の代替治療の集まりに毎月の様に参加しました。

そして、得られた知識を医療現場で採用し、素晴らしい効果を得たのです。「これは効く」と心から思える効果が得られました。それから、薬剤を用いない医療に専心するようになりました。この治療方針の変更をお伝えすると、7割の患者さんが去って行きました。今使っている薬剤をやめて、栄養の摂取と生活習慣を改善することで、健康トラブルを治療することを望まなかったのです。

これは結果的には良いことでした。残った患者さん達は、治療を本当に望んでおられ、新しい方針に積極的だったのですから。最終的に、治った患者さんの口コミが広がって、世界中からの患者さんを長年治療してきています。

時代を先取りすること

この18年間、私は常に、一般的な治療方法や健康維持に関するメディア初の方法を発表する最初の人物の一人で有り続けてきました。実は、人体には自己治癒能力があります。健康な状態を保ち、病気を遠ざけるようにできているのです。この機能がうまく作用するためには、栄養面、運動、適度な日光を浴びる、といった基本的な習慣が必要です。

例えば、くる病とビタミンDの重要性について2000年頃からお話させていただくようになりました。15年以上、日光を浴びずにいることは逆効果であることを警告するためです。ありがたいことに、現在では、ビタミンDが健康に必須であること、欠乏すると数多くの慢性病の原因となることが医学書にしっかり記載されるようになりました。

遺伝子組み換え(GE)食品について危険性を訴えはじめたのも15年前のことです。健康を保つためには、遺伝子組み換え食品は避けるように人々に伝えてきました。今では、遺伝子組み換え食品については、多くの議論がなされるようになりました。草の根運動が広がり、遺伝子組み換え作物(GMO)の表示義務についての可否を問う住民投票が多くの州でおこなわれるようになりました。これは、ナショナルジオグラフィックなどの大手メディアが遺伝子操作によって得られた食品は、危険であり、詐欺行為であることを発信したおかげでもあります。

水銀、フッ化物反対運動 - 15年のあゆみ

読者のみなさんに、いまだに水銀アマルガムを使っている歯医者さんには行かないように警告したのは、1998年の事でした。現代の歯科業界では、アマルガムはもう使われていません。これはもう古い技術で、脳からわずか数センチの部位に誰もが知っている神経毒を置くことに有意性は全くありません。前述のとおり、水銀の利用についての国際協定が結ばれ、産業界での水銀の存在に終止符が打たれようとしています。

1998年には、水道水フッ素化の危険性について書き始めました。フッ素は体内に蓄積されると酵素を破壊する毒性があるからです。それ以来、虫歯対策としてのフッ素の利用が良くないことを示す実証が多く発表され、水道水へのフッ化物添加の停止を求める運動が続いています。フッ素アクションネットワークとはパートナーとして活動しています。私と同様、水道水へのフッ化物添加の停止をアメリカから世界中へ伝えてまいります。

これらの例が示すように、深く根付いた医療の神話を消すには何十年もかかります。その根拠がどんなに非科学的であってもです。真実は最後には伝わっていく物です。水道水へのフッ化物添加に関する事実が伝わるのも時間の問題でしょう。それは、アメリカ市場最大級の失策なのです。20世紀における公衆衛生に関する最大の達成の一つなどではありません。

今年のはじめ、アメリカ政府はやっと、アメリカ国民はフッ素にさらされすぎていると認めましたまだ十分とはいえませんが、正しい方向へと向かっています。メキシコの団体との活動も始めました。その団体は、財政が苦しい自治体でも安全な飲み水を確保できるようにローテクなフッ素除去システムを開発中です。

何年も前の過去の警告

2006年には、人工甘味料のアスパルテームについて警告し始めました。食品添加物の中でも危険度の非常に高い添加物です。それ以来、多くの医学書に、害を証拠づける論文ばかりが掲載されるようになりました。人工甘味料は肥満の原因となり、糖尿病も悪化させます。副作用も多くあります。

Vioxxについての警告を、はじめてメディアでおこなったのは私です。1999年には、この薬剤を使っている患者は、心臓病や発作のリスクが非常に高いことを示す研究結果を発表しました。ニュースレターでも発表しています。

Vioxxに関する警告を初めて公にしたとき、Vioxxはまだ臨床実験中で、処方薬として出回る1年前でした。心臓病による死亡例が多く発生すれば、Vioxxが市場から姿を消すであろうということも予告していました。そしてまさにそのとおりになりました。60,000人もの方がブロックバスターを使って亡くなってしまいました。

自分で管理する一生ものの健康づくり

証拠を吟味したり、この記事に書かれた健康に良い生活習慣のルールをテストしてみることに乗り気でない方にもお勧めします。人々にとって究極の証拠は自分自身の経験です。効果がある場合もない場合もあります。体調が良くなったり、ならない場合もあります。「自分で管理する健康作り」というのが私のマントラです。また、私の目標は、薬のメリーゴーラウンドから降りる方法をお教えすることです。薬剤は、症状をおさえる事はできますが、その間に健康はむしばまれているかもしれません。

薬剤は致命傷となることもあります。適切に処方されて投与された場合でも、毎年、何百人、何千人の人と亡くなる方がいるそうです。お伝えしておきます。病気の原因を治療できて、安全かつ安価で、薬剤に替わる方法があります。健康を取り戻し、病気を治療するには、食生活を正し、適度に運動し、生活習慣を改善することが不変のテーマです。

+ 出典および参考資料