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  • 百歳以上の長寿者3名が人生のストーリーと長寿に関する知恵を共有してくれました
  • それぞれ独自ではあっても共通して印象的なほど強い芯と情緒面の粘り強さをお持ちです
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100歳以上から学ぶ人生の教訓

2018年1月2日 | 28 ビュー |
バージョン:日本語

(英語版のみ)

Dr. Mercolaより

年齢は単なる数値にすぎず、LifeHuntersの上記ビデオに登場する百歳以上の長寿者3名のインタビューからこのことが確証されます。

それぞれに自分のストーリーをお持ちです — 1915年生まれのクリフォード・クロジェさん、1913年生まれのエミリア・テレーザ・ハーパーさん、1914年生まれのジョン・ミリントン・デナレーさんの3人です — しかし、皆さんある種の共通して持っているように見える楽天的な面に気が付くはずです。

プラス指向と強さは確かに見て明らかです。これに生きる意志が伴い、さらに絶え間ない世界に対する興味と好奇心を持っています。

時が変わっても、3人は生き続け、人生の新たな段階に適合し、それを歓迎しています。三人の長寿で重要な役割を演じているように見えるものは不屈の精神と情緒面の忍耐力です。

情緒面の忍耐力と楽天主義が若い心を保つ

ビデオに登場する各百歳以上の長寿者は時間的な年齢よりはるかに若く見え、皆さんその齢のような行動よりずっと若いです(100歳の人がどういう風に行動する「はずだ」と誰に把握できるでしょうか)。彼らのプラスの姿勢は疑いなく心が若いままでいるために役立っており、研究がこのことを根拠づけています。

100人の高齢者(平均81歳)に関する研究において、ポジティブなメッセージを含意する言葉(創造的、すばしこい、元気)に暴露させた人は肉体的強さが増しました。

これは心が肉体に対して力になることを示しており、会見した百歳以上の長寿者全員はこのことの生き証人です。肉体と心は加齢に伴い劣るとあなたが信じていれば、きっとそのようになります。

しかしポジティブな心構えに健康的生活のための基本要件を合わせるとその反対のことも真です(よく寝る新鮮な健康的食品、アクティブなままでいる)。

百歳以上の大半の方々は時間軸上の年齢より20歳くらい若いと感じると報告しており、自己認識に大半をさく心構えをお持ちです。

興味深いことに、受容性のあるバイオマーカーで生物学的年齢(血圧、筋力、骨質量、フィットネス指標等)を見極めるほうが時間軸上の年齢より寿命をより正確に表す点で専門家も一致しています。

百歳以上の長寿者は本物を食べる。

注目すべきこととして、百歳以上のだれも自分の事を健康上の無知者であるとは思っていなく、本物の食物を食べることの価値を把握しています。彼らが生まれた頃は結局はそれ以外の選択肢がない時代でした。ハーパーさんが言う通り、家庭料理を食べて彼女は育ったそうです。それ以外に何かあった時代でしょうか?

そのほかにも、彼女の家族は自宅分は自分たちで栽培していたのです。全ての食物を自宅の庭から新鮮なまま取り、それを料理して食べていたのです。

2017年には家庭で育て料理する食事という発想自体が多くの人にとって新たな発見となっており、規範ではなくなっていますが、こうした伝統的な食べ方に戻るのが健康と長寿のための最適な方法です。

新鮮な食品を食べるというごく単純なことが百歳以上の長寿者に共通したテーマです(その食生活は、クロジェさんのような時々ウィスキーをよく飲むような、「完璧」ではないものでもそれはいえます)。

エマ・モラーノさんは現在116歳で公式には世界最高齢で、彼女の食生活の秘訣の1つをニュース媒体と同様に共有しています:卵3個(2個は生)、生の肉のミンチを毎日食べることです。

食べる物以外にも、百歳以上の長寿者は間歇的絶食に変化を付けて行うことの大切さにも言及しています。つまり、食べ過ぎず、1日に1回だけ食べるとか、モラーノさんの場合は夕食は軽く済ませるといったことです。

100歳以上がひときわ多い沖縄では腹八分目が長寿の秘訣と言われています。

緊密な人間関係、お気に入りの思い出、今の瞬間を生きる

100歳3人組のもう一つの共通スレッドでしょうか? 強い建設的な人間関係。どの方も配偶者が数十年前に他界していても、まだいい思い出を作ってくれたと結婚生活について話すのが好きでした。そのお方も人生経験や人間関係をよかったよかったといい有り難みをもってふりかえっておられました。

このことも科学的根拠があり、楽しめるまたは楽しめないといった社会的関係の有り方しだいで早死にを招くことを研究が示しています。実際に、社会的関係が強い研究参加者の生存率は50%高いことを研究が明らかにしています。

ハーパーさんは特に、昔の思い出で慰められるので幸せに生きることができると説明していました。この点を念頭におきましょう — 所有より体験のほうが幸せにつながりやすいこと。

所有の「新しさ」は減衰していき、それに伴い所有によって得られる喜びもなくなっていきますが、体験は活力の感覚と「生きている」実感をよくし、両方も体験中及び後に振り返ったときも同様です。

さらに、大半の百歳以上の長寿者は健康状態に関わらず、プラスの姿勢、楽観主義、生きる熱意を持つ傾向があります。ビデオで3人の方が今この時を生きること、その日暮らし、後悔しないことに言及していることにお気づきの事と思います。

こうした方々は100年を超す「過去」を持っていても、なお今この瞬間を生きており、失ったものにくよくよせず、これまで(また今後)の生活の全てを尊ぶことです。

また注目すべきこととして、皆さんどなたも私は間もなく逝くとは思っていないことです。各人が強く感じていることを話し、毎日精一杯生き続けることを期待しています。肉体的、精神的、社会的に皆さん活発な方々ばかりです。この点も若さと健康を維持するのに役立ちます。

他者を助けると何百倍にもなって返って来る

ハーパーさんは周囲の人々に対して親切で手を差し伸べることの大切さについても話してくれました。このことは身に着ける価値がある人生の教訓で、善行が困っている人を助けると同時に自分には自然な気分の増進効果があります。

例えばボランティアをすることは、うつ状態や不安感のリスクを低下させ、心理的な幸福度を高めます。ボランティアをすると、活動的になれるだけでなく、社会的なメリットもはっきりとあります。両方とも、幸福感と長寿に寄与するでしょう。

ボランティアをして他人を助けることは、あなたに目的意識を与え、いわゆる「ヘルパーズハイ」という高揚感さえもたらします。こうした高揚感が生まれるのは、オキシトシンのような幸せホルモンが分泌されると共に、コルチゾールのようなストレスホルモンのレベルが下がるからです。人格的特徴も長寿に影響があるようで、これは会見した百歳以上の長寿者でも一役演じています。

スタンフォード大学が80年以上かけて行っている長寿研究プロジェクトでは例えば、目的意識を持ち生産的であり続けることが長寿を促すことが実証されています。誠実性は特に長寿のマーカーとして特定されました。その訳は、研究者の考えるところによると、誠実な行いは他者の行動に影響を及ぼすからです。

例えば、誠実な人々は喫煙を避ける、楽しめる仕事を選び、仲良くいられる人生の伴侶を選びます — これらの要因はストレスの程度や全般的な満足感に大きく影響します。誠実な人々は従来的な退職年齢後も生産性が高い傾向もあり、仕事を目的があるものととらえる傾向があります。

スタンフォードの長寿研究プロジェクトは勤勉さが早死にを招くという考えを否定しています。それどころか、生産的であって一生勤勉な人は実際にはより幸せであり、健康的で、怠け者よりもっと社交性がある傾向があります。

「人生最後まで正しく生きる」

百歳以上の長寿者が人生経験の少ない人に提供できる智恵のお言葉にはどんなものがあるでしょうか? クロジェ氏は「調査に費やす時間が無駄になることはめったにない」と言いました。「自分に可能な限り独立でいること、しかし助けが必要だと感じたら助けを求めることをいやがらないこと。」ハーパーさんは彼女自身に対する助言を持っています:「いいアイデアは他者に対して感じよく接することで、他者に対して敬意を表し、自分でできる限り助けてあげること、そうすると数百倍になって自分に償還される。」

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