喫煙の代わりとなるもの

早分かり

  • 十代の喫煙率は下がっていますが、代わりにタバコの香りが「少し」する葉巻や電子タバコへ移行する若者が増えています
  • タバコを止めれば、心臓に関連する疾患で死亡するリスクは、65歳を過ぎて止めるとしても、8年以内にタバコを吸わない人のリスクまで下がるでしょう
  • 禁煙しようとする前に、まずは、食事療法、運動、ストレス緩和により健康になることをお勧めします
  • 運動をする、音楽を聞く、気晴らしをする、ヘルシーな間食をするといったことは、その時が来たら、禁煙が簡単にできるようにするでしょう
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喫煙の代わりに行う6つのこと

2016年4月13日 | 9,434 ビュー |

Dr. Mercolaより

今も喫煙している場合、どんな年齢でも、禁煙は非常に効果のあるものであることを研究者は示唆しています。例えば、40歳前に禁煙する場合、喫煙を続けることによる超過死亡率の90%以上が回避できます。

30歳前に止めるなら、その有効性は劇的で、超過死亡率の97%が消えてなくなります。しかし、それより後に止めたとしても、効果は依然として残るのです。

65歳以上で禁煙する人は、心臓に関連する疾患で死亡するリスクが8年以内にタバコを吸わない人のリスクまで下がるでしょう。

喫煙の代わりに行う6つのこと

禁煙しようと思っているなら、まず、取りかかってほしい3つのステップをご紹介しましょう。用意が整ったら、TIME誌に掲載された次の作戦は、特に早くから始めれば役に立つことでしょう。

  • ニンジンを食べる:ヘルシーな間食は、ニコチンを欲しがる気持ちを打ち負かします(口さびしい気分も)。ニンジン、セロリ、ラディッシュ、ピーマンの薄切りなど新鮮な野菜は、この目的に効き目があります。
  • 気晴らしをする:禁煙を選んだあなたを支援してくれる人、タバコを吸いたくなる気分を紛らわせてくれる人を周りに置きましょう。
  • 欲求を「パチン」と捨てる:手首の周りに輪ゴムをはめて、吸いたくなったらゴムをパチンとはじきましょう。これで気がまぎれ、禁煙する理由を瞬時に思い出させてくれます。
  • 運動する:運動は気分が良くなる自然ホルモン、エンドルフィンを分泌し、ストレスや不安感を緩和して、中毒との闘いを助けてくれます。
  • シャワーを浴びる:これも別の気晴らしになり、リフレッシュできたら、タバコに火を付けたいという思いが減るでしょう。
  • 音楽を聴く:お気に入りのリラックスできる音楽、あるいはビートのきいた音楽で吸いたい思いを頭から追い出し、「タバコを吸わない」新しい自分を祝福するダンスを踊りましょう。

喫煙で5人に1人が死亡する

アメリカの大人の喫煙者は、4400万人近く(19%)に上り、毎年喫煙で5人に1人が死亡しています。それは、毎年44万人以上が死亡している計算になります。ただ、喜ばしいのは50年前の半分以上減っているということです。

喫煙は予防できる主な死因として示されていますが、砂糖の過剰摂取に比べ目立たず、健康課題では従来の医療体制に頼っています。こうした行動のどちらも喫煙に比べると、はるかに危険です。

それでも、喫煙のリスクは十分に証明され、避けたほうが賢明です。止めると決めたら、糖質など、タバコに代わる他の悪癖に向かわないよう、健康になることが先決です。しかし、タバコを止めれば、すぐに次のような良い効果、また、数年先には別の効果がわかるでしょう。

  • 止めてから20分もしないうちに、心拍数と血圧が下がります。
  • 止めてから12時間後、血中の一酸化炭素濃度が正常値になります。
  • 止めて3カ月もたたないうちに、肺機能が上がります。
  • 止めて9カ月もたたないうちに、咳、息切れがおさまります。
  • 止めてから1年以内に、心臓病リスクが下がり、5年以内に喫煙関連の癌リスクが半分になります。

タバコメーカーは十代の若者をキャンディの香りがする葉巻で釣ろうとする

香り付けタバコの多くは2009年以降、禁止されています。というのは、キャンディやフルーツの香りで子どもたちを誘っているからです。しかし、香りを付けた葉巻は禁止されておらず、タバコ産業は、形をタバコに似せて細くした香りのある葉巻を依然として製造しています。

米疾病予防センター(CDC)の報告によると、中高生の5分の2以上が、香りが付いた葉巻または香りのある(メンソール)タバコを吸っており、その約60%が止めようとは思っていないそうです。

十代の若者は電子タバコに移行している

十代の若者の喫煙率は2011年以降、低下していますが、他のタバコ製品の使用がかなり増加しています。例えば、フーカー(水パイプとしても知られている)や電子タバコを使用する数が増えていますが、それはタバコを吸うより安全だと考えているからです。

CDCが行った2012年全国若者タバコ調査によると、2012年には高校生の2.8%が電子タバコを試しているそうです。これは、2011年の1.5%に比べ増加しています。電子タバコは、米食品医薬品局(FDA)の規制を受けていません。また、現在も連邦レベルで未成年者への販売は合法とされています(販売を禁止した州や都市もありますが)。

若者が電子タバコの喫煙に誘われ、次には本物に手を出そうとすることの他に、電子タバコ自体に固有のリスクがあるのです(ニコチンに晒されるとは別の)。電子タバコを吸うと、電池で香料(タバコ、メンソール、チェリー、バニラ、コーヒーなど)、湿潤剤(通常、プロピレングリコールや植物性グリセリン)、時にはニコチンを含む液体を加熱します。

吸いこむと、通常、タバコを燃やす時にできる化学物質の無い香りを付けたニコチンを「服用」します。しかし、FDAはすでに、電子タバコカートリッジの中にジエチレングリコールやタバコに特有のニトロソアミンという、癌に関連し極めて危険だと考えられる不凍剤化合物を検出しています。

また、研究でも、電子タバコメーカーからのエアロゾルにはスズ、銅、ニッケル、銀、ケイ酸ビーズや未知ですが健康に有害な影響を及ぼす微粒子が含まれていると指摘しています。

禁煙する前にすべき3つのステップ

禁煙をきっぱり止めようと考えているなら、元禁煙者の3分の2から4分の3が自力で止めているという研究結果があることをお知らせしましょう。しかし、その「秘訣」は、まず健康になることで、そうなれば禁煙もしやすくなると私は考えています。

このプランの一部である運動は、研究によると、定期的に体力トレーニングをした人は運動をしなかった人に比べ、禁煙の成功率が2倍高くなっているそうです。健康的な食事も無視できない大事な面です。端的に言うと、タバコをやめたければ、次の3つの基本的なコツから始めましょう:

  • 正しい食事を始めるために、私の包括的栄養プランを読み通してください。禁煙を始めるに健康になり、必然的に禁煙の成功率を高めることになる、間欠的な絶食などのコツをお教えします。
  • \包括的な運動プログラムを作成しましょう。それは、病気と闘い、喫煙を止めるための協力者です。体力トレーニングが最も重要ですが、ピークフィットネス、コアストレングスニングエクササイズ、エアロビクス、ストレッチングなどの高強度インターバルエクササイズを取り入れることも忘れないで下さい。
  • 健康的な感情の表し方を見つけましょう。多くの人はこのために、エクササイズ、瞑想、リラクゼーションを利用します。またすべて素晴らしいものです。他に、エモーショナルフリーダムテクニック(EFT)もお勧めします。これは体のシステムから感情的な障害物(時として自分では気づかないものですが)を取り払うために役立つもので、心身のバランスを取り戻し、中毒を打ち破り、異常な欲求を回避できます。

タバコを吸っているなら、禁煙をお勧めします。もう一つ、アスタキサンチンという、喫煙者の酸化ダメージから守ってくれるものをご紹介しましょう。禁煙をしたくない、またはできない人の喫煙関連のダメージを少なくとも弱めてくれるものです。

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