首の痛み

早分かり

  • 勤務時間のほとんどをコンピュータ作業で過ごす人が多くなり、頸肩腕障害に悩む人が増えてきていることは不思議なことではありません。
  • 上述の研究にも引用されている、デンマークでおこなわれた最新の調査によると、女性の会社員の50パーセント以上が、日常的に首の痛みを経験しているそうです。
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首、肩の痛みを和らげるエクササイズ

2016年2月26日 | 2,369 ビュー |
バージョン:日本語


ダンベルを使った筋力トレーニングをおこなうと、痛みを和らげて、僧帽筋を強化することができます。僧帽筋は、後頭部から首の後をとおり、背中の上部に至る大きな筋肉です。

頸肩腕障害がますます増えてきています。オフィスで働く多くの人が、頻繁に首の痛みを訴えます。

研究報告によると、ワンアームロウ、ショルダーアブダクション、ショルダーエレベーション、リバースフライ、アップライトロウからなる5種類の筋肉トレーニングで、大幅に痛みを軽減できるそうです。

Dr. Mercolaより

勤務時間のほとんどをコンピュータ作業で過ごす人が多くなり、頸肩腕障害に悩む人が増えてきていることは不思議なことではありません。上述の研究にも引用されている、デンマークでおこなわれた最新の調査によると、女性の会社員の50パーセント以上が、日常的に首の痛みを経験しているそうです。

コンピュータ作業は首の痛みを伴うことが多く、特に、僧帽筋から起こる痛み(僧帽筋筋肉痛)を発症します。
この場合、直す方法があります。費用のかかる手術も痛みを軽減する投薬も必要ありません。

最新の研究で、オフィスワークによって生じる頸肩腕障害は、特定の筋肉トレーニングで軽減できると報告されています。運動の習慣のある人には嬉しいニュースですね。あまり運動をしない方も、これが良いきっかけではないでしょうか。

医学雑誌 “Arthritis & Rheumatism” (関節炎とリウマチ)で、2008年に発表された別の研究では、慢性の首の痛みを抱える女性に最も効果があったのは、一般的なフィットネスのトレーニングではなく、首と肩の筋肉トレーニングだったとの報告がなされています。

その研究では、僧帽筋筋肉痛の治療には、痛みのある筋肉に、高強度で動的な筋肉トレーニングを週3回20分間おこなうことが望ましいと報告されています。

慢性的な首の痛みに効く5種類のエクササイズ

慢性的に痛むようになってしまった首や肩の筋肉に効果のある筋力トレーニングを5種類紹介しましょう。上述の二つの研究でも報告されている、ダンベルを使用した5種のトレーニングです。

  1. ダンベルシュラッグ
  2. ワンアームロウ
  3. アップライトロウ
  4. リバースフライ
  5. ラテラルレイズ/ショルダーアブダクション

このエクササイズを、1、2、5の組み合わせと1、3、4の組み合わせで、交互に週3回(月、水、金)おこなうと良いそうです。

始めは、一日に、各エクササイズを8-12回ずつ、2セットを目標にします。徐々に3セットに増やしてください。
日頃の運動量や筋力にもよりますが、初めての方は、2.5-5kgくらいのダンベルからスタートすると良いでしょう。

3セットを楽にこなせるようになった時が、ウェイトを重くする目安と考えてください。ちなみに、研究に参加した被験者は、おおむね10週間以内に、ウェイトが倍の重さまで達したそうです。

約4週間後には、重めのウェイトを使用して最後のセットの回数を少なくしてみてください。

健康な身体に導くためのウェイトトレーニングの重要性

筋力トレーニングの目的は筋肉をつけることであると認識している人がほとんどではないでしょうか。実はそれは間違いなのです。

抵抗トレーニングによる筋力強化は、あらゆるフィットネスプログラムにおいて(減量目的の場合も含む)欠かせない要素となっています。

抵抗トレーニングの強度により、分子レベル、酵素、ホルモン、化学物質など体内に有益な変化をもたらし、座ったままの作業が原因で起こる痛みを抑え(消えることも多い)、その他のトラブルも軽減していきます。

このような理由から、糖尿病や心臓病、骨の劣化(骨粗鬆症)、可動域の制限、あらゆる慢性の痛みを予防したい人にはウェイトトレーニングは欠かせないのです。

さあ、身体を動かしましょう!

建康を保つには、活動的なライフスタイルを保つことが大切です。次の3つの項目を心がけてください。

  • 運動
  • 新鮮で未加工のホールフードの食事をする
  • 生活の中のストレスに対処する

建康に必要なこの基本項目をおろそかにすると、建康を害したり、慢性の痛みや、様々な病気に発展してしまいます。

仕事の性質上どうしても首と肩の痛みが避けられないという方、この記事でご紹介したエクササイズを日頃のエクササイズに加えてみてください。または、この記事のエクササイズから始めて、もっとご自分にあった完全なプログラムにカスタマイズしてみてください。

絶対に後悔はしないはずです。

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